再放送で『罠の戦争』を時々見ている。草彅剛の演技が好きだから、時間があれば。

今日は、片平なぎさが扮する大臣が謝罪会見をしていた。

これは去年のドラマだが、彼女は、2時間ドラマでよく見ていた時より、随分老けた。歳月が過ぎ、素敵な年輪を重ねていた。


昭和50年、私は職場の同僚たちと彼女のステージを見に行った。花王か何かのシャンプーを買って入場券が貰えた。ステージは、あいざき進也と2人であった。

私は歌謡番組も普段見ないし、日曜日のラジオ、ベスト50歌謡曲で、一応、現在のヒット曲を知っている程度だった。

仲間たちは、ひろみ、とか、ごろう、ひでき、に夢中だった。特に郷ひろみのファンの力は凄く、ベストテンの中に3曲入ることもあった。

しかし、ベストテンに入っていなくても、生の魅力は大きく、歳下の仲間と一緒に見た、あいざき進也と片平なぎさは、カッコよかった。

その後、あいざき進也の曲をいくつか覚えた。片平なぎさの曲はハッキリ思い出せないが、背が高いのに驚いた。


『罠の戦争』では、彼女は大臣で、総理の椅子を狙えないこともない位置だ。ところが、草彅剛扮する新人議員の息子の事故の加害者が、大臣の息子だとわかる。片平なぎささんの扮する大臣、なかなかよかった、と思う。


もう一つの再放送は、ちゅらさん。国仲涼子は、若く、頼りないがなぜか応援したくなる、朝ドラヒロインにふさわしい魅力満点。そして、菅野美穂、戸田恵子など、若いがしっかりした演技陣。ちゅらさんといえば、おばあが注目されたが、他にもヒロインを支える演技陣がしっかりしていたのだなあ。


ドラマの再放送を見ると、初めて放送された時から流れた時を、ついつい思ってしまうよね。

私はあの頃…


夫が在宅の日には、私はドラマは見ない。好みが違うし、それなりに忙しいから。不在の日には、なんとなくつけたドラマを見るのが、私は、ちょっと楽しみだ。