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ハルピン出身の妻とかっこいい坊主との辛い毎日・・・

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大陸花嫁、熱烈歓迎 国際結婚、村が仲介 青森・東通

5月6日6時12分配信 河北新報


 青森県東通村が村内の独身男性を対象に、中国での国際結婚あっせん事業に取り組んでいる。過疎化と少子高齢化が深刻になる中、踏み切った嫁不足解消の切り札。ただ、国際結婚にはトラブルが少なくないことから、村は細心の注意を払う。おかげでゴールインしたカップルもおり、本年度も希望者があれば、お手伝いをする方針だ。

 農林水産業中心の同村は人口約7700人。他の過疎地と同様に、嫁不足に悩む。2003年、独身男性に出会いの場を提供しようと、村連合総代会(吉田昭美会長)と共同で嫁探しに乗り出した。

 お見合いパーティー、スキーツアー、地元の原子力発電所見学…。いろいろ企画したが、一組もまとまらなかった。「女性は『サラリーマンがいい』『年収は』と注文が多くて」と吉田会長。ならばと、05年度から国際結婚あっせん事業に取り組んだ。

 ただ、村が心配だったのは国際結婚に多いトラブル。このため、さまざまな防止策を考えた。コーディネーターを通じた参加者の事前照会のほか、(1)中国への仕送り希望はお断り(2)来日前に語学学校に通う―などの条件を付けている。

 05年8月にハルビンで面接を行い、夫婦2組が誕生した。が、すべてが順風満帆とは行かなかった。花嫁の一人は家族や地域にうまく溶け込めず、数カ月で離婚に至った。

 国際結婚に踏ん切りがつかないのか、希望者の独身男性もなかなか現れず、昨年度は実施しなかった。自身も中国に赴き、“仲人”を務めた吉田会長は「花嫁が一生懸命働く姿を見れば、もっと希望者が出るんじゃないか」と期待している。

◎「ここが我が家」溶け込む/来日1年二本柳さん

 二本柳昭子さん(25)=中国名・李丹丹=は、村の国際結婚あっせん事業で中国から嫁いできた。異国の生活に不安を抱えた来日から1年。夫の公紀さん(35)ら家族に見守られ、地域にしっかりと溶け込んでいる。

 昭子さんは黒竜江省ハルビンの農家に生まれた。叔母が岐阜県在住で、日本に興味もあり、05年8月、お見合いに参加。気が合った2人は5日後に瀋陽で式を挙げた。

 準備や入国審査を経て、昭子さんがようやく来日したのは昨年3月。初めての日本。言葉や文化の違い、家族との関係など、不安は大きかった。

 公紀さんの父一弘さん(59)、母律子さん(57)ら家族は温かく迎え入れた。日本名は一弘さんの漁船「昭栄丸」から。律子さんは約30年前、大阪から嫁いだ“先輩”で、「よそから来た気持ちは分かる」と、家事や習慣を指導した。

 海運会社に勤める公紀さんは年間数カ月にわたり家を空ける。「寂しいけど、お母さんとお父さんがいるから大丈夫」と昭子さん。何かと外へ連れ出すなど気遣う律子さんは「いつもは嫁だけど、息子がいないときは娘だ」と目を細める。

 「今はここがわたしの家。みんな優しくて、とても幸せです」。昭子さんは明るい笑顔を見せた。

たんたんさん、がんばって('-^*)/