コンセプシオンでチリ人家族と住み、老人ホームで活動し始めてから1年半強。
スペイン語?チリ語?を僕は少しずつ覚えて、まともに生活し活動できるようになったけど、周りも日本語をけっこう覚えてくれた。
施設では何人かの認知症ではないおじいちゃんおばあちゃんが、
「おはよう」
「こんにちは」
「こんばんは」
「さよなら」
「ありがとう」
「どいたしまして」
などと、声をかけてくれ、
数字も「いち」から「じゅう」まで覚えたおじいちゃんも。
家族の間では、「もしもし」が気にいったようで、
家族間の電話はもちろん、家の電話に出る時も、
「もしもし?あっ、ごめんごめん、アロー?(スペイン語でのもしもし)」
なんて始末。
こんななんでもないやりとりが、僕にとってはとっても楽しくて…
そして何より、日本語や日本に興味を持ってくれてるからこその行動である事をとても嬉しく思うのでした。