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 たまに使いますが
メインとしては使っていません
 
中山道歩き旅の記事書いています
情報が古いのでお気を付けください
 
旅は4日目になります
 
前回暑い時に歩いて
熱中症にかかりそうになったので
暑さを避けるため2か月ほど空きました
 
この年の夏は暑くて長かった
10月25日出発です
 
朝9時に上尾に到着
 
こんな表示の有る交差点を右折して中山道からちょっとそれます
寄り道の目的地は遍照院というお寺
結構大きなお寺でした
ここには「お玉さん」のお墓が有るのです
 
このお玉さん、越後柏崎の出身の遊女さん
美しくて気だても良かったことから大村楼で可愛がられていましたが
参勤交代の加賀前田藩の小姓から見染められて一緒に江戸まで行きます
 
江戸で悪い病気をうつされ上尾に戻ってきましたが、
文政12年25歳の若さで亡くなってしまいました
 
気の毒に思った主人や遊女が遍照院に葬ったものだとか
この時代には遊女は犬ねこと同じ扱いで
捨てるように葬られていたのと比べると幸せな
遊女だったのかもしれません
 
中山道に戻って桶川方面に向かいます
交差点に現代の道標が建っています
「彩の国 平成の道標、上尾宿」と書かれていました
彩の国とは埼玉県のことです
 
ここに上尾宿の案内板が有りました
案内板の上に瓦でできた鍾馗様が鎮座していました
このあたりでは鍾馗様を火防の神様としていたようです
京都の町屋にもよく見られます
 
歩いて行くとこんなしゃれたレストラン
まだ早いので営業していませんが、
おとぎ話に出てきそうな雰囲気の有るお店でした
 
住宅地を歩いているとこんな地番表示
「上」です
かみと呼ぶようです
 
ここから先は1文字表示の地名が多くなります
「上」の次は「東」「南」「寿」「西」「北」と続いて行きます
面白いですね
 
庚申供養塔が有りました
 
横には上村と彫られています
江戸時代からここは「上」という地名だったのですね
 
程なくして桶川市に入ります
桶川市に入った途端に道幅が急に狭くなって昔の街道の雰囲気を残す道筋になりました
この先に木戸跡の石碑
この木戸は桶川宿の下の木戸(江戸側の出入口)です
東海道でいう江戸方見附
 
木戸跡を過ぎると左手に「武村旅館」
この建物は江戸時代のものでは有りませんが
間取りなどは当時の旅籠のままだそうです
 
江戸時代の経営者は「紙屋半次郎」だったとか
ここの旅籠は紙屋の支店で、本店は板橋宿に有ったのだそうで
本店の有ったところは現在埼玉銀行の板橋支店
 
この建物は国登録有形文化財に指定されています
 
入って見ます
今でも旅館の経営は続いているのだそうで、長期滞在者が多いのだとか
正面の入口は現在はガラス戸ですが、夜になると木戸が閉まるそうです
 
これがその木戸
旅館の中は昔の雰囲気が伝わる廊下が続いていました
 
土間はこんな感じ
神棚や昔の箪笥などが置かれていました
この旅館には演劇評論家、作家の「安藤鶴夫」さんが
定宿にしていて執筆活動をしていたようで
安藤鶴夫さんの資料が飾られていました
 
良いものを見せていただくことができました
ありがとうございました