昨日、池上本門寺に行ってきました

池上本門寺は有名なお寺ですが行ったことも無く

何宗のお寺かさえも知りませんでしたが

日蓮宗のお寺だってこと初めて知りました

 

さらに驚いたのは

このお寺のあるところで日蓮上人が入滅されたとのこと

私は、身延山の大本山で亡くなられたのだと思っていましたが

この地で亡くなられたのですね

 

池上本門寺に行くには

蒲田駅で東急池上線に乗ります

ここは目蒲線と池上線の終着駅

終着駅らしい構造

目蒲線の電車がレトロな感じです

 

蒲田から2駅目が池上

ここから本門寺通りで池上本門寺へ向かいます

こんなレトロな建物の酒屋さんが有りました

お題目が立っています

この道の正面に有るのが

元禄年間に建てられたという総門

扁額は本阿弥光悦の書によるもの

 

門の先には

この長い石段

加藤清正が寄進したと言われています

見ると古そうな階段で一段の高さが違うので上りにくい

96段だそうです

登り切ったところから見ると高いですね

池上の町並みも見えます

仁王門です

大きいですね

昭和52年に再建されたものです

古い仁王門は国宝だったそうですが昭和20年の空襲で焼けたそうです

こちらが大堂

祖師堂ともいわれますが、日蓮聖人像が安置されていました

大堂の隣に有るこの古そうな建物は経蔵

1784年(天明4年)に建立

戦災を免れた数少ない建物です

 

それでは、日蓮聖人が入滅されたところに行きます

下り階段の途中に有った重要文化財の多宝塔

凄い立派な建造物ですね

文政13年に開堂供養しています

こちらが日蓮上人が入滅した場所

大坊です

 

1282年に日蓮上人は病のため身延山を出て常陸国に湯治に向かいます

その途中に立ち寄ったのがここ、池上宗仲の館

ここで20日ほど逗留していましたが病状が悪化

ここで入滅してしまわれました

 

この大坊の横には

桜が咲いていました

この桜の名前はお会式桜

日蓮上人が入滅されたときに、庭先の桜が時ならぬ花を咲かせたと言われています

 

いやあ

来てみてよかったです

また参拝に訪れたいところでした

 

 

追記

総門入って左手にあるこの塔頭

戊辰戦争の折り

西郷隆盛の本陣が置かれていたところだそうです

 

境内の石には薩摩を思わせる模様が有りました