こんにちは

ちょっとブログの更新が空いてしまいました(笑)

いろいろとバタバタしていて、更新できず~。
コーデも写真が撮れてないので、ちょっとお休み中です

さて、先日台湾のお友達がお母さんと一緒に、
端午節の粽(ちまき)を作るとのことで、
「一緒にどうですか?」と誘ってくれました


台湾は今日から端午節という連休で、
旧正月の春節、秋の中秋節に並んで、
大事なお休みだそうです。

日本にも端午の節句がありますが、
全く違うもので、あまり詳しくは知らないのですが、
昔、市民に慕われていた聡明な政治家が、
無実の罪で、川に沈められてしまった時、
体が魚に食べられてしまわないようにと、
市民が粽を作って、川に投げ入れたことから始まって、
この時期に粽を食べる習慣がついたそうです。


今では、この時期に粽を作って食べることはほとんどなくて、
粽を食べることも若い人の間では、少なくなっているそうですが、
昔は端午節の前に粽をたくさん作って、
ご近所や親戚に配っていたそうですよ


友達の家に着くと、お母さんが既に下ごしらえをしてくださってました。

炊く前のもち米に、乾燥したイカ、椎茸、落花生などを入れて、
味を整えて、混ぜておきます。




あとこの飴玉みたいなものは、実は卵黄なんです。




生卵を塩漬けにして、土に埋めておくと、
白身がほとんどさらさらの液体状になって、
中の黄身は、固く小さくなるんですって。

それを半分に切って、粽の中に入れるそうです。

あとは、豚肉の切り身も用意して、
すべての具材を竹の葉に包んでいきます。



その包む工程が面白い!

まず、竿に紐をぶら下げておいて、
その前で、竹の葉を2~3枚使って、
ロート状の形を作り、そこに具材を入れていきます。




具材をぎゅっと押し込んだら、
竹の葉で三角になるように包み…




紐でぎゅっと縛ったら、そのまま吊るして、
次の粽へ。



これを繰り返すと、こんなにたくさん粽ができます。




私達もお母さんに教えてもらいながら、
なんとか三角の形を作りつつ、
夫と二人で10個ほど作りました


たくさんできた粽を、蒸していくのかな?と思っていたら、
そのままお湯を大量に張ったお鍋て1時間半ほど、
煮ていくんです。


これは南部の作り方だそうで、北部の方では、
予めおこわ状に蒸したものを竹の葉で包むんですって。

友達家族は南部の出身ではないけれど、
一緒に茹でたほうが竹の葉の香りがついておいしいんだそうです。


1時間半後、粽の完成




包みが甘いと鍋の中でバラバラになってしまうこともあるそうですが、
無事になんとか三角形を保つことができたみたいです(笑)


もちもちのお米とたっぷりの具材、
ホクホクになった卵の黄身もおいしかった~!


最近の台湾では、粽にこのケチャップみたいなソースをつけて食べるのが、
定番らしく、この時期になるとスーパーやコンビニでたくさん売られるし、
この時期だけ、CMがたくさん流れるんですって(笑)




でも、つけてみると確かに、ちょっと酸味のあるソースが、
粽とよく合って、美味しかったです

粽を作る前にお昼までごちそうになってしまいました


こちらは、台湾式ジャージャー麺






甘辛く煮た豚ひき肉と豆干が麺や野菜とぴったりで、
もりもり食べてしまい、危うくお腹いっぱいになりすぎて、
粽を食べられなくなってしまいそうでした(笑)


すごく貴重な体験をさせてもらえて、
友達とお母さんに、とっても感謝の気持ちでいっぱいな一日でした