加賀田晃さんの 『営業マンは「商品」を売るな!』、その後で『営業マンは「お願い」するな!』を読み終えました。
『・・「お願い」するな!』の方が最初に出版されたものでしたが、加賀田さんの幼少期の壮絶な極貧体験が、営業のノウハウ全編ににじみ出ている感じで、その辛酸をなめる経験から大きな力を体得した方だという印象を持ちました。
本の内容に抵抗を感じる方もいらっしゃると思いますが、『・・「お願い」するな!』の最終第4章『相手を意のままにあやつる極意編』にある、「愛対意識」、「当然意識」、「不諦意識」は、この世の真理を鋭く突いていると感じます。
昨日投稿した、宇宙の法則・・といったニュアンスとも共通している部分があるように思います。
本の中で紹介されていた、加賀田さんの人生に大きな影響を与えたという中村久子さん(明治~昭和期の興行=見世物芸人、作家。両手・両足の切断というハンデにも拘らず自立した生活を送った女性)のウィキペディアのページにリンクを貼っておきます。
中村久子さんの語録 …「人の命とはつくづく不思議なもの。確かなことは自分で生きているのではない。生かされているのだと言うことです。どんなところにも必ず生かされていく道がある。すなわち人生に絶望なし。いかなる人生にも決して絶望はないのだ。」(晩年に行われた講演会において)