インターネットによる情報革命で、既存のメディアがまさに「駆逐されていく」昨今、相応のさまざまな出来事も起こって、何を信じたらいいのかわからない・・、という不安も大きくなっているのではないかと思います。
最近の自分の考えだと、真実を知っているのは「地球だけ」ということになるのですが・・。
○ 2月3日、キッシンジャー博士(92。ニクソン政権の国務長官→現・アメリカ超党派シンクタンク「戦略国際問題研究所=CSIS」顧問は、モスクワでプーチン大統領と会談。
これは「世界恐慌・第3次世界大戦=核戦争」による地球滅亡を回避し、世界平和のため「世界の新機軸を築く」計画を遂行するためだと言われています。
○ 2月23日~25日、中国の王毅外相がケリー国務長官の招待を受け、訪米。
○ 最終日25日、国連による北朝鮮に対する制裁強化で合意。、王毅外相はCSIS本部に招かれ「講演」。
Statesmen's Forum: Wang Yi, Minister of Foreign Affairs, PRC
○ 2月29日、公益財団法人笹川平和財団「日米安全保障研究会」の「最終報告書」記者発表に際し、これまで「日米安全保障研究会」の主要メンバーである元国務副長官(ブッシュ政権第1期、アーミテージ・インターナショナル代表)、マイケル・グリーンCSIS上級副所長(アジア)兼ジャパン・チェア、ハーバード大学の教授、プリンストン大学のアーロン・フリードバーグ教授、岡本アソシェイツの岡本行夫代表(元外務官僚)、一般財団法人平和・安全保障研究所の西原正理事長が、「都合により」という理由で姿を見せず、欠席。
(その直前、キッシンジャー博士の依頼で中国の王毅外相を招いて講演)。
2015年後半からの流れとして、
○ 2015年10月3日、米ボストン大学のトーマス・バーガー教授がCSISから発表した「安倍の危険なナショナリズム」と題する文書で、安倍晋三首相が、祖父・岸信介元首相の遺志を受け継いで、「安全保障法制整備関連法制定」(2015年9月19日)を成し遂げた後、「日本国憲法第9条改正」(国防軍創設=大日本帝国陸海軍再建)による戦前回帰、極東軍事裁判史観の修正などを行なおうとしていることから、「バランスの破壊者、安倍首相」と批判。
これらを総括すると、
キッシンジャー博士(=CSIS)は、将来の世界新機軸構築のため、本気になってこれから中国上層部との人脈づくりに乗り出した。
その際、安倍晋三首相によって日中関係が最悪状態に陥ったのを深刻に受け止め、その手始めに、
これまで敗戦後の日本を陰で実質コントロールしてきた、『ジャパン・ハンドラーズ』といわれる、先のリチャード・アーミテージ、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイといった人達や関係者を「お払い箱」にした。
そして安倍首相の祖父・岸信介元首相から始まった、アメリカCIAからの資金提供による、「反共主義の立場から中国共産党北京政府を敵視する」という日本の路線(→福田赳夫元首相→派閥「清和会」・現会長細田博之)。
その中心派閥である「清和会の解体」が、これから始まることになるようです。
「バランスの破壊者、安倍首相」と気づいたキッシンジャー博士が、中国の王毅外相を招いて講演させた 板垣英憲(有料メルマガ)
政府閣僚・与党の不祥事が、最近になって次々噴出していますが、水面下では、こうしたアメリカの力が及んでのことだと、自分には思えます。