２００７年に宮本亜門さんの演出、主演に市村正親さんと大竹しのぶさんを迎えてのミュージカルは、何度も再演されている。

そして今回も！！

ストーリー

理髪師ベンジャミンは、悪徳検事のタービンによって無実の罪を着せられて流刑される。タービンは、ベンジャミンの妻ルーシーに惚れてしまい、横恋慕をしたいがためにベンジャミンを流刑させてのである。しかしルーシーはその後、毒薬を飲み瀕死の重体となり、生きているかどうかもわからない。

ベンジャミンは残してきた妻と娘を思い、流刑の地から抜け出し荒海の中、水夫のアンソニーに助けられロンドンに到着する。

ベンジャミンは昔の知り合いで、ミセス・ラビットと出会い、そして妻の行く末を聞き、タービンに復讐をしようとする。

そう昔の仕事であった理髪師、そしてその髪剃りでラビットと共に悪魔のような計画を企てるのであった。

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ベンジャミン　市村正親さん

ラビット　　　大竹しのぶさん

タービン　　　安崎　求さん

話の中でラビットの店を手伝うドバイアスに加藤諒さん、

ベンジャミンの娘であるジョアンナ熊谷彩春さん・・・

そして謎の乞食女にマルシアさん！！

なんという豪華なメンバーなんだろう！！

作詞・作曲はスティーブン・ソンドハイム

何度、聞いてもソンドハイムの曲は難しい・・・１回聞いただけでは音程や旋律がよくわからない（笑）

ほんと難しいのに、よくあんなに簡単に歌えるのは流石にプロ中のプロだわ。市村さんと大竹さん・・・

映画にもある「スゥいーニー・トッド」

映画では、ティム・バートン監督、主演はジョニー・ディップ。

はっきり言って復讐劇でもあるけれど、それ以上にホラー感がすごい。

大竹しのぶさんが演じるラビットのミートパイとは？！人肉を使ったミートパイで、それが何かも知らされずに人々は口にすると言った怖いもの。

映画でもすごいけど、やっぱり生の舞台でもすごかった。

なんせ舞台がずっと暗め（怖）そして出演者の顔も死神のようなメイクでちょいと怖い。

しかし見応え十分のミュージカル！！

加藤諒さんは、千秋楽を迎えて、最後の挨拶で、半泣き状態で「ずっと歌が難しくて、大竹さんやWキャストのもう一人である武田信治さんに居残り稽古をしてもらった」と本当に感謝されていた。

もう一人ジョアンナ役を演じた熊谷彩春さん、さすがソプラノが綺麗で聞き応えのある声だったなぁ。

今度ぜひ「ファントム」のクリスティーヌ役を演じてほしいって思ったのは私だけ？！

でも、市村さん７５歳、大竹さん６６歳！！

すごい年齢なんだけれど、二人とも歌も芝居も凄すぎる！！

そんな年には絶対に見えないわ〜

今日はここまで〜

ミュージカル「スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」