お店に並んだ土鍋、箱にはサイズ表記として
6号とか9号とか書かれています。
さて、「号」って、なんでしょう?
鍋奉行・天野洋介です。
こんにちは。
土鍋のサイズ。
4人用は9号鍋とか、一人なら6号鍋とか。
いろいろな業界で、そこでの規格ってありますね。
たとえば釣り針。
釣り好きの人なら針の大きさを号数で言われても
ピーンと来るでしょうけど、
釣りをしない人にはそれは伝わりません。
業界では当たり前のことでも
ユーザーには分かりにくいなんて変ですね。
鍋の大きさをcmで呼んだら問題あるのでしょうか?
号はこんな理由から生まれました。
焼き物は昔より尺貫法で大きさを呼んでいました。
尺貫法、長さの単位では「寸」とか「尺」とかです。
皿などの直径や長さが何寸かというものです。
業界用語のようなものですが、
窯元や問屋では、今でも4寸小鉢とか尺皿とか言ってます。
その尺貫法が廃止された時に
「寸」の代用として「号」が使われ、広まりました。
やきものは焼成すると縮みますので
微妙に大きさに誤差が出たりすることもあります。
推測ですが、昔はcmだと具合が悪かったのかもしれません。
昔に比べ、今のやきものの精度はずいぶんと上がっていますので
今の工業製品としての食器はほとんど大きさの誤差はありません。
しかし手作り品になるとやはりばらつくこともあります。
だから、おおよそのサイズというものが
必要なのではないかと思います。
号数自体がおおよそのものですので、メーカー、窯元によって
同じ号数でも微妙に大きさは異なります。
最初に書いた、4人用は9号鍋とか、一人なら6号鍋とか。
これも深さや形状によって容量は大きく異なるので
あくまで目安でしかありません。
大人の男4人と、親子4人、女性4人とでは
食べる量もまったく違います。
最近では各号数を用意しないで、
大/小、L/Sなどで展開する鍋も出てきています。
鍋のサイズはあくまで目安です。
微妙なところで迷ったら
ちょっと大きめを買うといいでしょう。


