今年の夏は、暑すぎて、お山の上へ行くまでの暑さに耐えられず、
お山登りを躊躇。
目的が定まらないと、足を鍛える気にもなれず。
やっとこさの天気予報の晴れマークで、急きょ近場？の御嶽山へと。
今期初登山でございます。
この秋？、噴火の規制が解除されて、頂上まで行けるとのこと。
ところが3連休でも2回とも台風が来て、
なかなか行けません。
やっと晴れそうとなった時、10月8日の正午でまた規制されると。
うーーん、時間的にどうかわからんけど、
間に合うかもしれんと、3連休最終日の8日、
朝も5時出発で行ってきました。
連休だったせいか、規制解除のせいか、
やっとお天気晴れのせいか、わかりませんが、
ロープウェイも人がいっぱいで並んでいました。
初めのうちは、
おう、今期初の雲海だ・・、見られてよかった。
紅葉も初だし、よかったなあ・・、とのんびり登り出しました。
でもね、なんせ一応正午の再規制までに・・と、
皆さん、思われるんじゃないでしょうか。
しかも、御嶽山って、若い方が多かった。
祝日だったしかなぁ。
のんびり高齢者登山じゃなかったなあ。
満員？でねえ。若いかた、小学生の子もいたなあ。
登山者の景色は若くてよかったんですけどね。
何気にペースが速かったんでしょうか。
いやいや歩き不足、なめてたんでしょうねえ。
テレビなんかでは3～4時間なんてことだったと思うんですが。
アルプスじゃないし・・・何とかなるだろうくらいに思っていたんです。
ところが何ともならなくてねえ。
後半は、もうもう足がつりそうになって。
一歩一歩こむら返り？を起こしそうになってねえ。
うわ、こりゃいかん。おかしい、だめだ、登れない・・と。
↑ようく見て下さい。人がつながってるでしょう。
立ち止まれないんです。
でもね、足が上がらないからもうもう超超遅くなってね、
お先へどうぞ、するんですけど、なんかどうしようと不安感いっぱい。
若い方々、ほとんどの方々はこの後、
日帰りで下りられるんですよ。
階段下りもこれまた、つらいのわかってるから、
私たちは五の池小屋ってところの山小屋を予約してあります。
それでもその小屋まで行けないと思ったほどでした。
正午の規制がどうのこうのなんて話しはもう無理っ！
ほんとに、どうしよう・・・と。
五の池まで行けない、
なら二の池山荘で・・と。
ところが二の池は昨日に営業終了とのこと。
ううー、だめだーー、行くのか？行くしかない。
ゆっくりでも超超ゆっくりでも進むしかない。
時間だけはあるんだから。
ところがねえ、今回はほんとに大変だったんですよ。
ようやく山の上に出たと思ってね。
小屋が、山の裏側にあるんだろうと思ってたんです。
裏側の池はね、もう灰？で埋まっていました。
↑その池の横にあるのが二の池小屋の新館。
建設中でね、いつできるのかわかりませんが、
そこだったらよかったのに・・・って感じですが。
賽の河原の向こうにお山があるでしょう。
結局それを超えるんですよね。
もう足が動かないと思ってから、何時間歩き登りしたことか。
噴火の時も、五の池のほうは、大丈夫だったらしくてね。
うーーん、大丈夫だったってことは、結構離れてたってことか？。
とにかく、まだまだのまだまだかかるって話しでね。
しかも、わたし的に言わせてもらうと、
御嶽山登って、それからまだ2つもお山登ったみたいなもんやんっ！と。
ほんっとに、疲れ果てました。
そしてようやく山小屋が見えて、
はあ、たどりついた・・・って感じでした。
この小屋、評判よくってね。
人気らしいのですが・・・。
ピザも出なかったし、ワインも・・。
買えばあるのかもしれませんが。
ロープウェイで並んでいる時、二人組の男性と会話がはずんだんですよ。
五の池ですか、いいですねえ、ワインが出るらしいですよ。とか、
途中で道を教えてもらった若い二人組の女性の方が、
五の池ですか、いいですねえ、ピザ、お料理もおいしいっていうし。とか、
いい話ばっかり聞いてたんですけどねえ・・。
久しぶりの山小屋は、やはり山小屋でした。
トイレはだし、お布団もお料理も山小屋でした。
そりゃそうだよね。山の上の小屋なんですから。
ただ、景色だけは山の上ならではのものでしたね。
はあ、今日がんばった私へ、
ここに居る人だけが見ることができる光景だよと、
だれもほめてくれないわたしへの自己満足満載。
お天気、予定通り晴れて良かったです。
けれど、初めて私なりに疲れ果てましたし、余力ゼロって感じでした。
足はパンパン？なのに、お風呂で癒してあげられないし、
頭痛が恐怖で、ビールを飲む気にもなれなかった。
食欲もいまいちで、明日帰れるのだろうか・・・と不安いっぱいでしたが、
以外に寝られたかも・・しれません。