下蒜山から中蒜山へ。

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下蒜山頂上のベンチでお昼にしとけばよかったのに、休憩だけだったので、
お昼どこで?
ということになり、なーんか、地べたにシートひいていただきました。↓
下調べが足らずですねえ。

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うーーん、大分疲れてきましたよ。
このまま、中蒜山まで、行った所で、もどってくるのもなあ・・。
下りはぜーーーったい、すべるだろうし、引き続きどろどろだし。
でも車の所まで、帰らなければだし・・・・。
帰りのことをやっと、考え出しましたよ。

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夫さんは、何も考えず、当然車の所へ下りる・・と思っているはず。
今来た道をもどる・・・と。
私は、たぶん夫さんのひざもあぶないだろう・・と。
私自身も、同じ道を帰るってのは、好きじゃない。
やがて、中蒜山登山口である塩釜冷泉の看板が。

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そうだ・・、塩釜冷泉に下りて、舗装路を歩けばいいやん。
たしか、そんなコースを歩いたっていう話しを検索した・・。
しかし、お山の裾ってのは広がっているものだから、
かなりの距離になるはず。
でもどろどろを歩くよりはいいんじゃないか。
車も走る道だから、転がり落ちるって心配はないし。

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お昼を食べたあとは、
なんだか三山縦走な考えは、まったくなくなり、
下りることばかり、考えながら・・も、
やっとこさの中蒜山頂上。

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休憩をとりながら、わたしゃ、ひらめいた。
そういえば、休暇村のバス、
登山帰りは携帯で連絡いただければ迎えに行きますって言ってた・・。

わたしたちは今夜お泊りするんだし、
ひょっとしたら、冷泉に迎えにきてくれて、
さらに、車を置いてある犬挟峠まで送ってくれないかな・・・と。
だめもとで、連絡してみたらどうだろう・・・。
だめだったらタクシー呼べばいいんだし。

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ところが、私達は何も考えてなかったから、
携帯はあっても、ガラ携だし、休暇村の電話番号も控えてきていない。
パンフレットもなにも車の中で。
うーーー、だめやん。

しかし、おばさんはあきらめません。
頂上で数少ない若者男性2名を発見。
「すみませーーーん。スマホお持ちでしょうか。」
「はっ?」
「休暇村の電話番号が知りたいんですけど・・・、
  調べていただけませんでしょうか。」

なんの術ももたない夫をベンチに残し、
おばさんは、若者を逃すまじと、軽やかに頂上を走り回り、
電話番号ゲット!!

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「ありがとう。助かりました。」
「いえいえ、今日は休暇村にお泊りなんですか?」
「はい。そうなんですよ。それで、ひょっとしてバスでお迎えにきてもらおうと。」
「そうですか、お気をつけて。」
うーーーん、ええ若者たちや。
とっても感じのええ方やった。
おまけに、その後も会話がはずみ、
若者たちは中蒜山のお山だけを登りにきたらしい。
やはり車があるから、
冷泉登り口から登って、同じ所へ下りるんだそうな。

そうだよなあ。なんでわたしたちは、下りる段取りをしてなかったんだろう。
・・・って、夫さんは同じ所へ下りる段取りをしてたんだよね。
私が、かってに折れただけで・・。

まっ、なにはともあれ、バスが送ってくれることになって。
安心して、中蒜山の冷泉登り口へ下りることにしたのです。

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ようやく晴れてきたけど・・。
向こうに見えるは上蒜山。
近そう・・・。
でもなあ、上蒜山まで行ったら、ますます車の所から遠くなるし、
そこまで、バスに無理をいう気力もないし。
まっ、こんなもんで。

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緑が雨で洗えて美しい。
ブナ林の緑も若々しく美しかった。
無事下山。ありがとう。

バスを待つ間に、トイレ横には足?、くつを洗う洗い場もあり、
そこで丁寧にストックやくつのドロを落とし、
下山後の始末を終えたころ、スムーズにバス到着。
運転手さんには、助かったことを素直に伝え、
感謝感激でございました。

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あとは、温泉入って、食べるだけビール
ビールも多めにいただきまっせ。
ああ、極楽極楽。

蒜山休暇村は、高原の中な雰囲気。
お山が正面に見えて、眺望抜群。
今日登ってきた山を見ながら、食事もできて、
すばらしいとこやった。
近かったら、また行きたいところやけど、
信州のお山のほうが近いしなぁ・・・。
さあ、次の日は毛無山に登りますよ。

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大山のお山も横のほうによく見えて、
ほんとにすばらしい立地でした。