怖かった・・。
 
駅伝応援して、実家お泊り久しぶりの妹 が、
夕食どうする?ってことになった時、
家ですき焼き or いつもの近くの所で外食・・・どっちにする?
ってなって、迷わず近くの所で・・を選択。ナイフとフォークお酒
 
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父は近くの所がぎりぎりなのですが、
何とか出てくれて。
4人でおいしいお料理をなごやかにいただきました。
 
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父はコース料理の最後までもたず、
ご飯ものを残して家へ帰ります。
一人では帰せないので、妹が付き添います。
 
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二人分のご飯ものをテイクアウトして、
母と私は最後までいただき帰ります。
おいしかった、おいしかったと大満足笑顔です。
 
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その夜、母がいつもの昔話やらを次々とおしゃべりして、
気がつくともう11時30分も過ぎようというころ、
「うわあ、もうこんな時間やん、早く寝よ。」と、
準備のできた私は妹よりお先に2階へ上がった。
 
しばらくして妹が
「お姉ちゃん、お母さんの様子がおかしい」と、
悲壮な感じで上がってきた。
「えっ?さっきまであんなに元気やったやん。」と信じられない。
とりあえず、下に降りて確認するも、微妙で・・・。
救急車呼ぼうかという妹と、神妙に相談。
 
もう、何かあってもそれはしょうがない・・覚悟で、
朝まで様子をみることにして布団に入る。
 
身体がガタガタ震える。
心臓が微細動する。
どういうこと?どうなる?
父のほうがあぶないって思っていたのに・・。
母か?
朝まで待って何かなってたら・・・。
 
妹が夜中2時半ごろトイレに下りて行った。
「どう?」
「うーーん、暗いから顔までは見えないけど、
 そこらに倒れているっていうことはなかったよ。」
「そうか・・・。」
 
私は怖くて一人でトイレに下りられなかったんだけど、
妹のその言葉で、軽くひと眠りしたのだろう・・。
4時半ごろ下りてみる。
 
ずっと耳をすましていると、
何回か母もトイレへ行ってる様子だけど、
母の部屋の戸もぴったり閉まっている。
ちゃんと行けてるみたいだな・・。
 
それからも何かの音がすると、ハッとし、
西大路の車の音か・・・。
新聞配達のバイクの音。
まさに眠れぬ夜を過ごし、
ようやくの朝。
父の異常の声も聞こえないし・・。
 
恐々起きてみる。
母が着替えている。
「おはようさん。」
「おはよう。」
「あらまあ、早いねえ。夕べ遅かったけど、大丈夫?」
何気に話してみる。
 
いつもと変わらぬ様子。
全然大丈夫やん。
大騒ぎした妹は朝方寝られたのか、しばらくしてから起きてきた。
二人で目をあわせて、母に要らぬことを言わないようにして、
平静に過ごす。
 
「朝、何食べる?。」
「コーヒーある?。」
「はい、コーヒーはここ。紅茶はここ。ココアはこれね。」
・・・・・・・・全然大丈夫やん。
 
きつねにつつまれたみたいや。
よかったーーーー。
 
はあ、これで、さらに何か起こったら帰れない・・・ってんで、
朝の散歩をしたり、話しをしたりして、しっかり無事を確認。
 
昼まえ、「じゃあ、3連休最終日で混むから、早めに帰るね車
帰りの高速道路で、何だったの?かんだったのを
もう一回振り返りながら、お互いの寝不足を気遣い、
甲賀付近の吹雪にもめげず、
何かと緊張しながら無事にもどれたのでありました。
 
いつも京都から帰る時はそれなりに覚悟してるつもりだったけど、
今回のことで、
実は何の覚悟もできていなかったってことに気付かされました。
眠れぬ夜、震える胸・・・・、怖かった・・、ほんとに怖かった。
いろんな怖さがあるんだなぁ・・・。