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さあ、いよいよ下山です。
8時ごろ出発。
 
登りは砂防新道というコースを。
階段ばかりでしたが、きちんと段に整備されたコースでした。
 
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下山には観光新道というコースで下りました。
こちらのほうが、上のほうはお花がいっぱいで、
すばらしいお花畑が広がっていました。
 
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「わぁ、きれい。」
・・と、お花お花、高山植物・・、写真写真。
とパチパチ撮りながら、気分よく下っているうちはよかったのですが。
 
このコースは後半、荒々しく、急こう配で、
短い足が届かない・・って所もあり、
木々が多くなってくると、蒸すし、水がしみ出して岩ごろごろでは、
ずぇーーったいすべるやん、っていう所が何か所もあり、
緊張につぐ緊張で下りました。
 
こちらのコースを登りに使う方もいらっしゃいましたが、
すごいなぁ・・・と。
あとで、地図を見たら、ちゃんと健脚コースって書いてありました。
私達は下りだから、なんとか滑ってでも下りられましたが。
 
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そして、いつもそうなのですが、
下りは、ついつい気がゆるむのか、疲労感からか、
もう着くやろ・・、もう着くはず・・、もう着いてもいいやろ・・と、
到着を待ち望む気持ちが激しく?、
まだ?まだまだ?のあせる気持ちと、
もう足、限界という、
心身ともに疲労感がいっぱい。
 
・・・だって、今日は朝の4時から歩いているんだもの・・。
・・・お池めぐりで2~時間ほどすでに歩いてるし・・。
・・・朝食の後、朝寝してから下りてもよかったやん・・・。
 
ぶつぶつ、一人心の中での愚痴が始まります。
会話なんか、一切なく、無口で下ります。
 
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そういえば、登りはまだお互いに励まし合って・・というものがあったかも。
うーーーむ・・、なぜか下りはきびしいんだよねえ。
 
だーーいぶ、下りたころ、救急車のサイレン音が聞こえて、
・・・・ふーむ、だれか、けがでもされたか?・・・
身近な音が聞こえるんだからもう着くんだ・・と。
もう着くもう着く・・と思ってから、どれだけ下りたことか。
ほっんとに長く感じるんだよねえ。
 
身も心もボロボロになりかけたころ、
 はあぁぁ・・・・・・・っとようやく、別当出合登山口に、
たどりついたのは、12:40分。
 
お先にどうぞ・・は、あっても、
お先に失礼・・ってのは、一回もありませんでしたねぇ。
 
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疲労感はいっぱいではありましたが、
休憩もせず即、車にもどって
一ノ瀬ビジターセンター前にある、白山温泉へ。
 
とりあえず、一番近い温泉だったのですが。
なかなか良いところでした。
源泉もあったし、こじんまり掃除も行き届いていたし。
しかもその時間、まだ誰もお客さんがいなくて、
私ひとり、疲れた足をゆっくり解放して、
ふーーーっと満足。
 
汗がたまらない様子だった、旦那もようやく落ち着いた感じ。
おかげで、その後の足の固まり感もなく、
 無事帰宅できたのでありました。
 
しかし、めずらしく翌日から3日ほど
筋肉痛が激しかったのであります。
 
ありがとさん。