おはようございます。
香織です音譜
 
 
 
 
あなたが大好きだったから
あなたのそんな態度に
傷ついてしまった
 
 
 
私の思った態度を
とってくれないことが
悲しくて
 
 
 
色々試みた
 
 
でも空回り
 
 
 
 
もうそんな顔
一生見たくないから
 
絶対に見たくないから
 
絶対に困らせたくないから
 
 
 
もう求めるのはやめた。
 
 
 
 
でも
 
 
ずっとずっと
お父さんに振り向いて
欲しかった
 
 
ずっとずっと
甘えたかった
 
 
ずっとずっと
甘えられっぱなしが
しんどかった
 
 
私ばっかり
支えるのがしんどかった。
 
 
 
もっと言わなくても
気が付いて欲しかった
 
 
 
言わなくても大人なら
気が付けるもんじゃない?
って不満だった
 
 
 
 
 
あなたは何を考えていましたか
 
 
 
私には今も
よくわかりません。
 
 
 
 
それでも必ず
愛があったから
私もこんなに愛情深く
なったわけで
 
 
 
でもいつも疑っている
 
 
 
本当に
私は愛されていたんだろうか
 
 
 
 
 
 
私の期待が要求が
あなたには
難しいものだったのでしょうか
気が付けないもの
だったのでしょうか
 
 
 
 
 
あなたは何をみていましたか
感じていましたか
何が大事でしたか
何に胸を痛めていましたか
何に無力感を感じていましたか
 
 
 
 
勘違いかもしれないけど
あなたの痛みが
透けてみえて
 
 
 
私が要求することが
あなたをまた
追い込むように思って
言えませんでした。
 
 
 
とってもあなたは
弱くみえました。
 
 
 
本当は強かったですか?
 
 
 
本当は私の何倍も
強かったかもしれませんね。
 
 
 
 
でも私にはどうしても
あなたの弱さに
つけこむようで
 
 
どうしてもできませんでした。
 
 
今もできません。
 
 
 
 
 
そんな繊細な優しい私を
誇りに思ってくれていましたか
 
 

本当はそうじゃない私を
受け入れてくれてましたか
 
 
 
 
 
でも私にはできません。
 
あなたが大好きだから
 

 
あなたが悲しむ顔を
みるのが一番つらいから。
 
 

あなたの悲しみを
私の力で無くしてあげることは
できないから
 
 
そんな無力感を感じたくなくて
 
 
 
 
 
お父さんもきっと同じように
私が大好きだったら
 
 

私が悲しい顔をした時に
あんなに
悲しい顔をしたんですね。
 
 
 
 
 
 
お互い大好きで
 
大好きすぎて
 
 
悲しい顔をみたら
無力感を感じてしまうから
 
 
その痛みを替わって
あげることが
できないから
 
 
 
だから
お互い楽しく笑って
いたんだね
 
 
 
お互いを大事に大事に
相手を優しく包み込みながら
 
 
 
 
 
 
お互い大好きだから
 
お互い似たもの同士だから
 
お互い臆病で繊細だから



だから出会ってあんなに
幸せだったんだ。
 
 
 
 
 
私はお父さんが思ってるほど
そんなに弱くないです。
 
 
お父さんも私が思ってるほど
そんなに弱くないです。
 
 

きっとお互いそんなに
弱くない。
 
 
 
 
弱くないから
相手を想い
ぐっと我慢ができたんだ。
 
 
 

優しく繊細で臆病なだけ
 
 
 
 

これからは
その優しさを自分に
向けてあげること
 
 

自分を沢山
つつんであげること
 

 
自分の悲しみを
自分が一番に
大切にしてあげること
 
 

 
 
さようなら大好きなお父さん
 
 
 



 
「さよなら大好きな人」