「二日酔いの要因」

 

今日は、「酔う」「二日酔い」ということについて考えてみます。

実はあるお客さまから、「日本で、むかしから言われている悪酔い、二日酔いの原因は「アセトアルデヒド(長期発酵醪の吟醸酒やや長期熟成古酒ほど少ない)」といわれますが、最新の情報では、二日酔いとして翌日にアルコールが残る大きな要素に、「メタノール」、「ギ酸」、「高級アルコール(フーゼル油)」などもあげられます。 」

と、いうようなご指摘をいただきました。

「醸造用造用アルコール」のような単純な構造のアルコールは、体内で分解しやすく、高級アルコールの「フーゼル油(香味成分であり低温長期醪の吟醸造りで生成されしやすい)」、そして「メタノール(醸造用アルコール添加酒に多く含まれる)」は、分解されにくく翌日に残りやすいのではないか?・・・こんなことが研究されていると言う事です。

もしかすると、醸造用アルコールを添加する本醸造クラスの清酒のほうが、きもと造りや吟醸造りの純米酒より二日酔いになりにくい可能性もあるのですよね。驚きです!

 

そこで現在、「二日酔いの原因因子ではないか?」といわれるものをまとめておきます。

 

*アセトアルデヒドの蓄積:二日酔い状態でアセトアルデヒドが血中から検出されることはほとんどなく、二日酔いに関連しているというデータはないに等しい。フラッシング反応(顔面紅潮、嘔気、頭痛、眠気)を示す、非活性型ALDH2(アセトアルデヒド代謝活性がない)を有する人は二日酔いになりやすいことが報告されているので、フラッシング反応の後遺症ととらえることはできるかもしれない。

 

*メタノール


*高級アルコール(フーゼル油など)


*酒に含まれる不純物


*軽度の離脱症状:アルコール依存症の短期軽度バージョン


*ホルモン異常・脱水・低血糖など:酩酊状態から二日酔い状態になっていく間に尿量を下げる抗利尿ホルモン、尿の排泄や血圧の調整に関係するアルドステロン・レニンなどは分泌状態が大きく変化する。


*酸塩基平衡の変化:体の酸塩基平衡(酸性/アルカリ性バランス)が酸性に傾く事が二日酔いの重症度と関係がある


*炎症反応:二日酔い状態では、炎症反応のマーカーが高値になる。これは消炎鎮痛薬が二日酔いにある程度効果があるという根拠になっている。


*睡眠や生体リズムの障害


これらの複合要素が複雑に絡み合うのが二日酔いの原因だという研究が多くなっているそうです。

 

ただ単純に呑みすぎなければ二日酔いにならないので、お酒は適量で愉しみましょうね!

(厚生労働省のe-ヘルスネットページを参考にしました。)

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-005.html



さて本日推奨の純米燗は・・

「北島 きもと純米雄町H30BY」


「熟成の旨味が伸びる!」

「きもと」らしい乳酸系の香りが上品だ。穏やかで、まろやか、立体的な旨味が口中で膨らみ続ける。酸は大人しいお酒だなと思っていると突然に酸がキレて爽快さも演出する。洋ナシ、メロンなど果実の様に複雑な旨味のニュアンスがあり、独創的で魅力的な酒質だ。熟成により凝縮する旨味成分のダイバシティ(多用性)を見つめなおすには、うってつけのお酒だ。

もちろん燗で愉しんでね。熱く(70度程度)して、苛めたあとの燗冷め45度は、より伸びのある味わいだ

https://donsayo.buyshop.jp/items/66717257



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