「食中酒としての日本酒の立ち位置について」

 

日本酒と料理との相性を語られる事は多い。

しかし、その時の日本酒の温度について語られることは少ない。

 

カプロン酸エチルの香りの強い吟醸酒をキンキンに冷やして、ワイングラスで振る舞ったのか・・・

50度の燗につけた純米酒を平盃で合わせたのか・・

はたまた、15度の常温の日本酒を御猪口で料理に合わせのか・・

 

温度によっても、呑む器によっても人の味の感応のしかたは変わる。

 

たとえばワインの質に追いつけ追い越せと醸される吟醸香の強い吟醸酒だが

これは単独で呑むもので、ワインでいえば、貴腐ワインやスパークリングワイン系だよね。

料理に合わせて呑むことを前提に造られる食中酒のワインとは、比較対象にならない。食中酒のワインの複雑な酸やミネラルの質、渋味の強さなど、日本酒と、全く別物だし・・・ね。


華やかな大吟醸酒が料理にマリアージュできないのは、あのプンプンする品の良い?香り(吟醸香)と、温度が低すぎるからだ。

カプロン酸エチル(吟醸香)のたちすぎる吟醸酒は、冷たくしないと呑めない。

言い換えると、燗酒では呑めない。

そんな日本酒としての柔軟性が半分しかない日本酒を食とのマリアージュに優れていると吹聴しながら海外に普及させていこうとするのは、いかがなものか?

 

食中酒として日本酒と料理の相性を語るなら、やっぱり燗酒でしょう!

まず最初に、海外の人には、純米酒を温めて燗で呑む文化・・・


すなわち純米燗の文化を広めていくべきだと思う


そうじゃなきゃ海外のかたに日本酒は永遠に理解されないだろうね。

 

純米酒なら燗につけても、醸造用アルコールを添加した日本酒のようにツーンとくるアルコール臭もたちにくいし海外の人にもとっつきやすいと思う。


やっぱり純米酒の良さは、冷やから燗まで幅広い温度帯で愉しめることであり、特に40~60度に温めると最高のポテンシャルを発揮すること・・・

ここがワインと決定的に違うところだとアピールすべきだ!


というのも、この40~60℃という温度帯で、人間の味覚は、

日本酒の旨味や甘味を最大限に感じられるためだ

例えば

味噌汁は、温かいときは甘味・旨味を最大限に感じられ美味しいが、

冷えると塩っ辛さばかりが際立ち呑めなくなってしまう。

そんな経験は皆さんしたことがあると思う。

そう言った人間の味覚的特徴も踏まえたうえで、日本酒がワインに対抗し、特徴をだせるところ・・・料理ともマリアージュできる呑み方、それが燗酒文化だ。

やっぱり日本酒はワイングラスには合わない。

「お猪口」や「盃」で、温めて呑むものだ・・と海外の人の潜在意識に植え付けたい。


例えば、食中酒として優れているのは、この純米酒だ。


「さよの煌めき蛍星 純米酒」

華やかさはないが、米の旨味に酔いしれる、そんな気取らない滋味深い純米酒なのだ。

当店オリジナル純米酒。

名前の「さよのきらめき」は、「佐用」と「小夜」をかけています。

冷や(常温)では、優しい米の旨味に魅了され、ふんわりと、まろやかな味わいだ。

燗につけると激変!

燗酒特有のツ〜〜ンと来るアルコール臭がほとんど来ず、穏やかでありながら、旨味と甘味がより凝縮、そして一気に酸が立ち、キレキレの酒質となる。本当にスルスル呑める。

https://donsayo.buyshop.jp/items/44603532



お酒をお電話で取り置き予約もできます。

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当店webショップ3店舗の紹介


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