庭のハナモモ咲き誇る。
ハナモモは食べられないので、執着はない。
だから、ブルーベリー用地の確保のために私に切り倒される恐れもあった。
でも、咲いたのを改めて見るとやっぱりきれいなので、これはこれで良い。
赤白入り交じり、ド派手なところが良い。
あと、何故か庭のヘアリーベッチも狂い咲く。
こっちは春の花ではないので、本当に狂い咲きだ。
ヘアリーベッチも食べられないから執着はない。
が、レモンの草生栽培として良さげだったから、種をまいてあった。
レモンは食べられるから好き。
…ピンクレモネード(レモンのほう)が枯れかけ、再起を諦めている今、ヘアリーベッチの存在意義も微妙だ。
地植えのブルーベリーも3本あるけど、特に草生栽培と相性が良さそうでもないので、ますます微妙だ。
ただ、旺盛な生命力は見ていて楽しいので、これはこれで良い。
紫色の花も、なかなか。
彼らは、そんな感じで庭を彩っている。
…が、彼らの庭主は凶暴なので、安心してはいけない。
庭主は、
「あっしはブルーベラーになりてぇ」
などと意味不明なことを口走りながら、気分次第で庭の植物を殺戮していく。
ドウダンツツジも3本引っこ抜かれたし、ヤマボウシも切り倒された。
次はハナモモかもしれない。
私の庭は、ブルーベリーのある庭。
そして片手にノコギリをもった庭主が、うつろな目で徘徊する庭。

