昼頃起きて、朝食とも昼食とも判断つかないご飯を食べた。新聞に載っている天気予報で本日の天気が晴なのを確認し、15時までゲームをした後外に出た。新型コロナウイルスが流行しているため、なかなか外に出ることに躊躇いを感じながらも、今週殆どジムに行けなかった罪悪感から気合で近くの公園に向かったのだった。

 

はじめは走ろうかと思い、上下ジャージで(傍からみたら寝間着と思われただろう)目的地に向かうことにした。思いの他歩くのが気持ちがよく、また汗をかきたくないと思ったため、歩いて公園まで行くことにした。歩いて30分ほどだろうか、静かな気持で散歩していると春の麗らかさはまだ遠いが冬の終わりを感じることができた。

 

道中、大学時代塾講師のアルバイトしていた時に教えていた女の子とすれ違った。自分としては、寝間着同然のジャージであり、まさか知り合いと合うなぞ思いもよらなかったことから、すれ違う瞬間まで気が付かなかった。向こうは気づいていない様子であった。それもそうだろう、アルバイトをやめてから3年近く経っているのだから。彼女は今は高校2年生くらいだろうか……だいぶ大人びて見えた。

 

自分といえば、大学を卒業してというもの、2年ほどふらふらしてやっと今年度仕事に就いた。年は取ったが、精神的な面では当時と変わっていないような気がする。就職試験のために自己分析をしてきたが、自分のことは今でもよくわからない。彼女は今高校生活を楽しめているだろうか.。

 

公園に着いて、一人ふらふら目的もなく中を歩き続けた。ここは県内でも有数の大きな公園である。いるのは犬の散歩をしている人や友人と雑談している人たちなど、様々だった。特に用はないので、5分ほど歩いてすぐ踵を返した。

 

帰りも同じ道を通ったが、左手をみると大きな川が流れている。20匹ほどの鴨が川面に浮かんでいた。泳ぐと表現した方が適切なのか……?いや、やはり浮かんでいたのだ。

鴨は時折、頭を水につけて底へと沈んでいった。何の兆候もなく沈んでいく鴨に、哀愁を感じたのだった。