「成功したければトイレを掃除しろ」
自己啓発本や成功者のインタビューで、一度は耳にしたことがあるフレーズですよね。パナソニック創業者の松下幸之助さんや、ビートたけしさん、メジャーリーガーの大谷翔平選手など、名だたる「成功者」たちがトイレ掃除を大切にしているのは有名な話です。
でも、正直に言います。私はずっと疑っていました。
「トイレを綺麗にしたくらいで、年収が上がったり人生が変わるわけないじゃない」と。掃除は面倒だし、ましてや人の嫌がる場所を磨いたところで、何がそんなに特別なの?と思っていました。
そんな「冷めた一般人」だった私が、あるどん底の時期をきっかけに、藁にもすがる思いでトイレ掃除を習慣にしてみました。その結果、何が起きたのか。スピリチュアルな奇跡というよりは、もっと泥臭く、それでいて確実な「自分自身の変化」について綴りたいと思います。
1. 成功者がトイレ掃除を欠かさない「本当の理由」を考えてみた
なぜ、成功者はあんなにトイレ掃除を推すのでしょうか?
一般的に言われる「トイレには神様(烏枢沙摩明王)がいる」という話も素敵ですが、実際に毎日手を動かしてみて、私は別の視点に気づきました。
それは、「一番やりたくないことを、当たり前にやる」という規律の力です。
トイレは、家の中で最も汚れやすく、放置すればすぐに不快な場所になります。誰もが敬遠するその場所を、自分の手でピカピカに維持し続けること。これって、実は究極のセルフコントロール(自己管理)なんですよね。仕事や人間関係で行き詰まっている時ほど、私たちは「自分の力でコントロールできること」を見失いがちです。でも、目の前の便器を磨くことだけは、自分の意志ひとつで完結できます。
2. 【実録】私が「トイレ掃除100日チャレンジ」で経験した変化
私がトイレ掃除を始めたのは、仕事も私生活もボロボロで、「このままじゃいけない」と焦っていた時でした。特別な道具は使わず、ただ毎朝、起きて一番にトイレを掃除すると決めました。
【1日目〜10日目】抵抗感との戦い
最初は苦痛でした。便座の裏の汚れを見ては「うわぁ…」と思い、ブラシを動かすのも億劫。しかし、数日続けると「意外と5分で終わるんだな」という事実に気づきます。この「面倒だと思っていたことは、実は大した時間ではない」という気づきが、私の仕事の進め方にも影響を与え始めました。
【30日目〜60日目】「小さな気づき」のセンサーが敏感になる
毎日同じ場所を掃除していると、小さな変化に気づくようになります。「今日は少しここが汚れているな」「この洗剤よりあっちの方が綺麗になるかも」。この「観察する力」は、日常生活の至るところで発揮され始めました。他人の小さな気遣いに気づけるようになったり、仕事のミスを未然に防げるようになったりと、明らかに視野が広がったのです。
【100日目】気づけば「運がいい人」の仲間入り
100日を過ぎた頃、ふと気づいたことがありました。以前のような「漠然とした不安」が消えていたのです。そして不思議なことに、臨時収入があったり、ずっと会いたかった人から連絡が来たりと、いわゆる「ラッキーな出来事」が増えていました。
これは「トイレの神様のおかげ」かもしれません。でも私は、「毎日トイレを綺麗に保っている自分」を誇らしく思えるようになり、その自信が私の行動や表情を変え、結果として良い運気を引き寄せたのだと確信しています。
3. 成功者の真似をしたい一般人のための「挫折しない掃除術」
プロの清掃員でも成功者でもない私たちが、無理なく習慣化するためのポイントをまとめました。背伸びは禁物です。
- 朝一番にやる: 脳が「やりたくない」と言い訳を始める前に済ませてしまいます。
- 素手にはこだわらない: よく「素手で磨くのがいい」と言われますが、一般人にはハードルが高すぎます。使い捨てシートや便利なブラシで十分です。大切なのは「道具」ではなく「継続」です。
- 「ついで」を禁止する: 「用を足したついで」ではなく、掃除という「一つのタスク」として独立させることが、マインドセットを整えるコツです。
4. 「トイレ掃除=金運」は本当か?
多くの人が期待する「金運アップ」。私自身の体験から言えば、「YESでありNO」です。
宝くじが当たるような棚ぼた的な金運ではなく、「無駄遣いが減る」「お金を大切に扱うようになる」という形での金運アップは確実にあります。
トイレを綺麗に保つ人は、自分の持ち物や住環境にも敏感になります。すると、自分が本当に必要なものが分かり、衝動買いが減ります。また、自分を律することができるようになると、仕事のパフォーマンスも上がり、結果として収入アップに繋がります。成功者がトイレ掃除をするのは、こうした「勝ちパターン」を無意識に(あるいは意識的に)作り上げているからではないでしょうか。
5. 最後に:便器を磨くことは、心を磨くこと
「たかが掃除、されど掃除」です。
トイレという狭い空間、そして一番汚れと向き合う場所。そこを整えることは、自分の心のゴミを取り除く作業に似ています。
もし今、あなたが「人生を変えたい」「何かを成し遂げたい」と思っているなら、難しい本を読んだり高いセミナーに通う前に、まずはトイレの蓋を閉めて、便座の裏を拭いてみてください。
成功者たちが口を揃えて言うあの言葉の意味が、きっと肌感覚で分かるはずです。私も今日、この記事を書き終えたら、またいつものようにトイレを磨きに行きます。次はあなたの番です。一緒に「成功者と同じ景色」を見てみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
私の体験が、あなたの第一歩を後押しできれば嬉しいです。