フジコ・ヘミングさんのピアノの音は
びっくりするくらい透きとおっていた。
聞いていると浄化されるというか
調律される感じがする。
前にYou Tubeで聴いて
なんて素敵な曲なんだろう
と思って題名が分からなかった曲、
今日、幸運なことに聴くことができた。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」
という題名だった。
フジコさんの演奏は
とてもロマンチックでノスタルジックだった。
アンコールはトロイメライ。
「子供の情景」という作品の中の1曲だけれど、
歳を重ねてこられたフジコさんも
弾きながら子どもの頃のことを思い出したり
するのだろうか、と想像すると泣けてしまった。
けっこうなお歳なので、
演奏を聴きたい私たちのために無理をする
なんてことがないよう願っています。
弾きたいフジコさんの演奏なら
いつまでも聴いていたいです。
↑亡き王女のためのパヴァーヌも収録
フジコさんが2年かけて選曲したベスト版5枚組
ほしいな〜![]()
↑これにも亡き王女のためのパヴァーヌ収録


