予測出来た事ですが、該当地域に居住の方々(避難中含む)にとっては受け入れ難い事実でしょうね。。。
CsばかりですがSrも出ていると思うのですが…公開しないのは、PANIC回避でしょうか？

河北新報
土壌のセシウム濃度マップ公表　文科省、帰宅まで長期化懸念
2011年08月29日月曜日
　文部科学省は２９日、東京電力福島第１原発の１００キロ圏内の約２２００地点の土壌を採取して測定した放射性セシウムの濃度マップを公表した。福島県全域を含む広いエリアでの詳細な実測マップは初めて。半減期が約３０年と影響が長期間残るセシウム１３７の最高濃度は、福島県大熊町で１平方メートル当たり１５４５万ベクレルだった。　この地点の放射線量は毎時５４・８マイクロシーベルトで、単純計算だと年間４８０ミリシーベルト。文科省は「除染も簡単ではなく、帰宅できない期間が長期化する恐れもある」としている。

Cs濃度map from 河北新報

文部科学省
文部科学省による放射線量等分布マップ(pdf)
平成２３年８月３０日
一応、官僚任務遂行の画像付きpdfもlinkしておきます。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/gijyutu/017/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2011/06/29/1307869_6.pdf

茨城新聞
セシウム汚染地図公表、一部県北・県南やや高め
2011年8月30日(火)
福島第1原発事故を受け、文部科学省は30日、航空機からのモニタリング調査を基に作成した県内の放射性セシウムの濃度マップを公表した。県北の県境付近と県南地域で濃度がやや高い傾向が見られ、茨城や取手などで1平方ﾒｰﾄﾙ当たり10万～6万ベクレルの比較的高い濃度が検出北された。一方、農林水産省は同日までに本県などの農地に含まれる放射性セシウムの濃度分布図を公表。県内全域で1キロ当たり1千ベクレル未満となり、コメの作付制限の基準値の同5千ベクレルを大きく下回った。

航空機モニタリングは、県と文科省が合同で7月26日から8月2日まで実施。県の防災ヘリコプター「つくば」に米国エネルギー省が所有する高感度の放射線検出器を載せ、地上1ﾒｰﾄﾙの放射線量と地表の放射性セシウムの蓄積状況を調べた。

マップによると、セシウム134と同137の濃度の合計が県内で最も高い「同10万～6万ベクレル」だったのは、2市のほか、高萩市、大子町、守谷市、牛久市、阿見町などの一部。「同6万～3万ベクレル」は県南全域や県北東部、鉾田市などだった。

県央、鹿行地域はやや低く、県北西部と県西地域が最も低かった。地上1ﾒｰﾄﾙの空間線量も地表面の濃度分布とほぼ同傾向だった。

一方、農地のセシウム濃度調査は3月末から8月初めにかけて本県と福島、宮城、栃木、群馬、千葉の6県で約580地点の田んぼと畑を対象に実施。最大値は福島県浪江町で1キロ当たり2万8041ベクレル。

県内で最も高かったのは利根町の同632ベクレルで、かすみがうら、龍ケ崎、阿見、鹿嶋、守谷で同500ベクレルを超えた。

県内濃度マップは県や文科省の、農地の濃度分布図は農水省の各ホームページで公開されている。

Cs濃度map from 茨城新聞

高濃度汚染地域は外部被爆は無論、呼吸による肺胞への吸着や食物の消化吸収による各臓器への沈着等、「内部被曝」の方が極めて危険となってきます。
移住計画、本気で考えないと長期避難所生活等心身衛生上全く良くないですよ。
だからと言って、旅館で上げ膳据え膳生活は論外なのですが。

高濃度汚染地域外であっても近隣地域も風雨や物流移動で放射性物質はやってきたりします。
外部・内部被爆回避を常に行った方が良いと思います。
直ちに影響が無くても、人よりも早く健康を害して日常生活さえも制限するような人生を、誰も望みはしないと思います。

Chernobyl原発事故を経験したRussia始めとした欧州各国の状況を、菅谷昭松本市市長が説明した動画が有ります。
字幕で食物からの放射性物質取込許容量(欧州版)も出ますので、是非とも今後の参考にして下さい。

＊2011/08/30　記事内容追加　同日再送

放射性物質取込許容量解説～Cs高濃度汚染地域は移住そして取り込み回避～