
現代語で描く意欲的な時代喜劇
評価 ☆☆
三谷幸喜作。
話は、各話話し手を代えつつ、独白形式で進む。現代語で表現されることと相まって、フランクに武将の気持ちが表現される。
そこに面白さ、可笑しさがあるのだが、登場人物の気持ちが全て分かってしまうのは、小説の醍醐味の「想像する」ということが奪われてしまうことに繋がる。
清洲会議の秀吉、勝家、丹羽、池田の四人の駆け引きはなかなか面白い。個人的には、一番ずるく、だからこそ人間臭い池田の独白に魅力を感じた。
ちなみに、この作品の笑いのツボは全然合わなかった。喜劇は、笑ってナンボなので、評価は辛め。
