社交ダンスは、先生と生徒がペアになって大会で競う、いわゆる「アマプロ」の競技会が隆盛を極めているようですね。特に豪華な会場で開催される大きな大会は、参加者にとって大いにモチベーションを刺激するものであるようです。動画を拝見すると、参加された皆さん本当に楽しそうに踊っていますし、素敵な表情をされています。今後の益々の隆盛と発展を祈るばかりです。

 

 一方で、正直な話、参加するためにはかなりのお金がかかるので、庶民が参加するには少々ハードルが高いかもしれません。お金のかからない庶民向けのパーティーやサークルも多々あるとは思いますが、若年層や庶民層がもっと気軽に参加できる楽しい様々な催しも、もっと盛んになればいいなあと思います。

 

 これは社交ダンスに限らずかもしれませんが、今の消費を支えているのは団塊の世代が中心だと思うのですが、将来を見据えれば若者にどれだけ興味を持ってもらえるか、参加してもらえるかが大切ですよね。また、社交ダンスの底辺を広げる意味では、少なくとも入門にあたってはあまり経済的な状況がハードルにならないような取り組みも必要かもしれません。

 

 今は学校でもダンスが授業に取り入れられるなどダンスそのものは一般的になってきていますし、ヒップホップ等カッコよく踊れるダンススクールはたくさんありますよね。今はK-POPが人気で、K-POPのダンスユニットがカッコよく踊るダンスを真似する人がたくさんいます。TIKTOKではダンス動画などもよくバズっていますよね。私がそんな若者や小中学生でごった返すダンススクールに迷い込んで苦労した話は以前こちらのもブログにも書きましたが…。

 

 しかし、そのように昔と比べたら遥かに若者文化としてダンスが普及してきているのにもかかわらず、若者のダンス文化と社交ダンス業界に大きな隔たりがあるのが残念ですよね。ダンスとして共通する部分も多々あると個人的には思いますし、広い意味では同じ「ダンス」なのに残念だなあ、と思います。

 

 私は、これら全く異なる2つのダンス文化を上手く「くっつける」方法を考えました!これが普及すれば、きっと社交ダンスの関係人口も増えるのではないか、と(勝手に)思っています。

 

 ダンス業界の方々がこれを読んでいるかどうかはわかりませんが…

 

 それは…