普通なら尻尾を巻いて早々にダンス教室の類からは撤退するところでしょうが、帰りの道中、なぜかこのままで終わるのは嫌だと思い始めていました。帰り際に、「初めてにしてはよく踊れていましたね!ぜひまた来てください!」なんて言われていたら、おそらくもうダンスは止めていたかもしれません。でも、「ナイストライでした」と言われたことで、このまま終わりたくない気持ちになってきました。もう一度あの場に戻って、なんとかあのピンポンパンの先生をもう一度(違った意味で!)驚かせたい!という気持ちがムクムクと沸いてきました。

 

しかし、少し時間がたって冷静に考えたら、やっぱり自分に「チア☆ダン」の世界はないだろうと。ここはやっぱり、リベンジするにしても、「Shall We dance ?」なのかな、と。

 

役所広司には到底なれないにしても、少なくとも広瀬すずになるよりは少しは現実的なのではないか?少なくとも性別はあっているし、年齢(設定)も近いのではないか?と、あまり(全く?)あてにならない希望をつてに、社交ダンス教室に行くことを考え始めました。