以前、属性jp(属性型jp)と汎用jp(汎用型jp)についてご紹介しましたが、
実はこの属性jp。さらに細かく2種類に分類することができます。
「組織しか取得できず、1組織に1つしか取得できないドメイン」
と
「組織しか取得できず、1サービスに1つしか取得できないドメイン(言い換えると、組織しか取得できないが、1組織にいくつでも取得できるドメイン)」
です。
まず「組織しか取得できず、1組織に1つしか取得できないドメイン」には、次のようなものが挙げられます。
■【co.jp】
→co=commercial(商用)の略。企業が取得可能。
■【or.jp】
→or=organization(団体)の略。企業以外の法人組織が取得可能。
■【gr.jp】
→gr=groupの略。任意団体が取得可能。
■【ac.jp】
→ac=academic(学術的な)の略。大学など高等教育機関。
■【ed.jp】
→ed=education(教育)の略。小・中・高など初等中等教育期間が取得可能。
上記5つのドメインは、それぞれの条件を満たす法人のみ、取得することができます。
つまり、個人では取得できないドメインなのです。
そして、「組織しか取得できず、1サービスに1つしか取得できないドメイン(言い換えると、組織しか取得できないが、1組織にいくつでも取得できるドメイン)」には、次のようなものが挙げられます。
■【ne.jp】
→ne=networkの略。ネットサービスやプロバイダなどが取得可能。
このように、ドメインひとつひとつに、取得するための様々な細かい条件が定められています。
汎用jpドメインの条件は「日本国内に住所があれば、誰でも取得できる」です。
じゃあ属性ドメインも誰でもとれるんだっけ?と、混乱してしまいがちですが、
属性jpは、それぞれの「条件を満たす組織のみ」が、はじめて取得することができるドメインなのです。
これを知っていれば、かなりのドメイン上級者と自慢できるでしょう!