「これこそ戯言だ」
と思われるかもしれません。
それに、
多少例としてはズレてしまうとは思いますが、


お一つ例を。







とある夏、
美味しそうなメロン君がおりました。


そんなメロン君に対し 


「何であんたはそんなに甘いの!
もっと葡萄みたいに酸味というものを出してごらんなさいよ!!
色も何!その緑は!!
ちゃんと紫になりなさい!」



なんて怒る人がいたら
主はどう思われます?




(いきなり阿呆らしい例出してきたな此奴って思われました?
すみません。
もう少しご辛抱くださいね。)


メロンに対し、
その甘さを責めるわけですよ。
何かすごい形相のおばさんとかがです。



どうでしょう、


「この馬鹿何言ってんだろうな」って
思われません?



(私なら全力で嘲笑を浮かべますね!)










少し、いや大分
例としては分かりづらいものをお選びしてしまったかもしれませんが、


私が
何を申し上げたかったかと言いますとね。





「人の頑張り」というものは大抵の場合
比較する必要がない、
また
比較することの難しいものの一つであるということを

お伝えしたかったのです。


 

人の

育った環境、考え方、性格、効率の良さ、体力、気力、現在の状況、体調、長所、短所、伸び代...等々


その人の周りを纏うもの、
またはその中にあるものというのは

同じように見えても大きく異なるものでございます。





そんな中で、 




その人の中の
「ベストな頑張り」を毎日引き出しつつ
皆毎日を過ごしているのです。





100%を毎日出すのが好きで、その状態で効率のいい人
普段は30%位が心地よくて、たまに120%を出すのが自分に合うという人
常に50%を保つことで毎日を平穏に過ごすことで安定した結果を出したい



他人から見たら、
その人がどうやって今の「その人」の状態として過ごしているのかは分からない。


けれど、
その人にとってのその"頑張り"は
その人にとってのベストなのです。


一番、自分にとってベストな結果を出せる"頑張り具合"を
無意識のうちに選び取って過ごしている。


だからこそ
あなたという人は

あなたの中の最善を
毎日生きていらっしゃるのでこざいます。





ですから
あなたのその周りに纏うものも、
中に在るものも知らず、



「もっと頑張ったら?」
やら
もしくは逆に
「もっと楽にしたら?」
などと



自らの頑張り度合との比較のみで
あなたに
アドバイス
(と言えば聞こえは良いですが、受け取りよう言いようによっては文句になるかももしれませんね)
をしてくる方というのは



先程の
「葡萄になれおばさん」と
さほど大差ないと思って良いでしょう。




勿論
全ての方がそうという訳ではございません。

あなたのことを思い、案じ
言葉をかけて下さる方もいらっしゃるでしょう。

自分の中にストン、と落ち
やる気が出る言葉は大事にしてみることも、大切です。





( けれど!

「あなたのためを思ってるのよ!アドバイスなのよ!」
なんて言いつつ

自分が葡萄を食べたいばかりに
(自分の思い通りにしたいばかりに)

あなたにあれこれと言ってくる
葡萄おばさんの意見には

耳を傾けず、
是非丸ごとゴミ箱にお捨てになってくださいね。

それはあなたのための言葉じゃないのですから。 ) 









…と、
少し話がズレてしまいましたね。




兎にも角にも、

あなたは 
毎日を本当に
健気に、一生懸命に生きてらっしゃる。





にも関わらず、
それをあなた様が余りにもそれを自覚なさってないので


今日はお伝えしたかったのです。


あなたの日々の健気な程の頑張りを。
あなたという人の素晴らしさを。


どうか心の隅でも良いから覚えておいて下さることを願って。









今日もあなたの美しい生き様を見れて
私は幸せにございます。

どうか良い日々を。