昨日1月4日、
心ない人によってイルカ達の生活する網が切り裂かれている事件がおきました。
ですが、報道された記事やニュースを見て、私たちはビックリです。
4頭が逃げて、その内2頭が行方不明!??
全くの間違いです。
確かに4頭のイルカ達が切り裂かれた網からイケスの外に出ていました。
ですが、1月4日の朝から4頭ともドルフィン・べェイスのイケスの周りに離れずにおりました。
その内、3頭は既に昨日の内にイケス内に自分達で戻ってきています。
警察の方々には上記の事実を報告していますし、警察の方々の目の前でイルカ達をお家に戻す事もしています。
事実と違う事を勝手にまるで本当の事のように報道されるTVや記事は、見て本当に衝撃と驚きでした。
そして、芸能人の方たちって本当に大変なんだろうな・・・と思いました。
さて、もう一つ今回の事件についてコメントさせて頂きたいと思います。
今回のこの悪質な行為に対して、我々は激しい憤りを感じています。
なぜならば、イルカ達が事故で死んでいてもおかしくない事をしているからです。
一般の方は、網から出したらイルカ達は遠くまで泳いでいくと思っているようですが
違います。
生活を共にしているイルカ達は、外海にでてもイケスの周りから離れません。
仲間のもとから離れません。
何の知識もなく、楽観的で利己的で無責任な行為で、軽々しくイルカ達の命を危険にさらしたこの行為にとても怒りを感じます。
上記に記した通り、4頭の内3頭はイケスに戻りましたが、あと1頭はとても警戒心が強く、
近くにはいますが、初めて見るイケスの入り口を怖がって通れない状態です。
これから、イケスの入り口を通る練習が始まりますが、あの子がお家に帰れるまで
外海で釣り人や船やロープなど危険がいっぱいの状況に
たった一人ぼっちで過ごさなければなりません。
この子をこんな状態にしておいて、あとは知らんぷりの網を切った無責任な人間を私は絶対に許すことができません。
二度とこの様なことが起きないよう、警察の方々のご尽力を切に願います。
尚、昨日に続き、網の修復など我々には山のような作業があります。
この件に関して、及びこの記事に関してのコメントは
一切受け付けることは出来ませんので、皆さま、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
そして、日頃の皆様の優しいお気遣いに感謝申し上げます。
ドルフィン・べェイス
昨日、お家に入ったイルカ達3頭と
怖くてイケスの入り口をくぐれず
まだ外海にいる子です。↓