5年間総合病院でがん専門相談員をしていました。

 

 

たくさんの方との出会いと別れがありました。

 

 

その中でも印象に強く残っている患者さんがいます。

 

 

50代男性、家族と別居中で一人暮らしをされていました。

 

 

すぐにでも手術をした方がいい状況でしたが、お金がないし別にいいと最初はいっていました。

 

 

色々な支援があることを説明し、やりとりしていく中で最初はほとんど何も話してくれなかった彼が次第に自分のことを色々話してくれるようになりました。

 

 

担当になって1年ほど過ぎたある時、抗がん剤治療を受ける為、この方が数日入院をされていました。

 

 

そして久しぶりに様子を伺いに病室を訪ねた時、この方から言われたひとことが、

 

 

「何か悩みでもあるんか?}

 

 

この時、私は色々とストレスがありながらも気合いで乗り越えて自分自身のストレスを見て見ぬふりをしていました。

 

 

その問いかけにびっくりしつつ、なぜそんなことを聞くのか聞き返しました。

 

 

すると

 

 

「あんたのオーラが破れとるから」

 

 

まさかオーラの話をすることになろうとは思ってもいませんでした。

 

 

この方は、昔から人のエネルギーやオーラがうっすら見えていたそうで、病気になってからよりそれがクリアに見えるようになったということを話してくださいました。

 

 

人に話すと変に思われるからあまり話してこなかったけど、不思議と私には話しても大丈夫だろうと思ったということでした。


更に、思わず話したくなるほど私の破れたオーラからエネルギーが漏れていたそうです(^^:

 

 

また、別の部屋に入院し、私が担当していた別の患者さんにも

 

 

「何かあったの?いつもと雰囲気が違うわよ。」

 

 

と言われました。

 

 

私のエネルギーはだだ漏れだったのでしょう。

 

 

この出来事をきっかけに私はセルフケアに興味を持つようになっていきました。


今私がセッションで提供しているツールもエネルギー療法と言われるものがほとんどで、その影響と効果を実感しています。

 

 

目には見えないけれどからだにこころに影響を与えるエネルギー。

 

 

エネルギーをためて整えて、自分のパワーを活かしていくことはこの世界でとても大切です。