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エプソンのトナーに一家言

トナーカートリッジについてちょっと言いたい

光とは電磁波のうち波長が一定の範囲にあるものをいい、狭義には人間の目に光として感じる波長範囲の可視光線のことを指します。


その波長E囲には個人差がありますが、だいたい380~780nmです。


光の刺激に対する視感覚には明暗感覚と、色感覚があり、色感覚には色相感覚と彩度感覚とがあります。


光が適当な明るさであれば、光の波長に対応した色相感覚が生じて、それがなに色であるかを感知することができます。


380~430nm 青みの紫


467~483nm 青


498~530nm 緑


573~578nm 黄


586~597nm 黄赤(だいだい)


640~780nm 赤



・・・色の混合には、加法混色(加色混合)と減法混色(減色混合)の2種類があることはエプソン トナー 販売など印刷関係の技術者であればよく知っていると思われますが、一応の説明を加えておきましょう。


いま、青紫、緑、赤の光を白いスクリーンの上に投影すると、中央の3つの色光が重なった所は白くなり、


青紫+緑+赤一→白


2つの色が重なった所はそれぞれ、


青紫+緑一→シアン


青紫+赤一→マゼンタ


緑+赤一→黄


・・・となります。


これら青紫、緑、赤の3色を光の3原色といい、この3原色の色光を適宜混ぜ合わせることによってあらゆる色を出すことができます。


・・・このような色の混合を加法混色といい、カラーテレビの色は加法混色によって映し出されています。


カラー印刷の時代といわれるように、最近の印刷物はますますカラフルになっています。


ひと昔前までは、トナーカートリッジ を買って自宅で写真などをプリントすることなど考えられませんでしたが・・・


本当に便利な時代になりました。


印刷物に彩りを与える材料が印刷インキであり、印刷やインキに関係する人たちは年中色で苦労していることになります。


それでは色とは何かと問われるとなかなか即答できませんし、学術専門家の説明を聴いても、色彩関係のJIS(日本工業規格)をひもといてみてもかなり難解です。


ここでは印刷インキに関連した色の基本的事項について簡単に触れておきたいと思います。


・・・いまここに赤いリンゴを印刷した印刷物が見えます。


目を閉じると赤いリンゴは見えなくなります。


こんどは印刷物を暗室へ持って行き、目を開いて赤いリンゴを見ようとしても見えません。


・・・このようなことを考えると、物に色があるということは、色刷りされた印刷物という物体と、物体を照らしている光と、印刷物を見ている人間の目の3つの条件がそろわなくてはならないことになります。



マイクロ波乾燥は、水、アルコール、ケトン、エステルのような双極子モーメントの大きい極性物質を含むインキの乾燥には有効と考えられています。


しかし、設備費も高く、まだ実用化されていないのです。


紫外線硬化型インキ(UVインキ)の乾燥には、紫外線照射装置(UV装置)が必要である.UV装置は、光源としてのUVランプ、レフレクター(照射器)、冷却装置、電源装置などから成り立っています。


UVランプとしては、高圧水銀灯がもっとも多く使用されています。


このランプは石英ガラス管内に水銀と少量のアルゴンを封入したもので、空冷式と水冷式とがあります。


そのほか、水銀と金属ハロゲン化物を封入したメタルハライドランプがあります。


わたしたちが日ごろ家で使用しているようなエプソン トナー などのインクはこのようなことをしなくてもすぐに乾燥するので便利ですよね。


電子線照射装置(EB装置)は、印刷されたEBインキに含まれるオリゴマーおよびモノマーに、加速した電子線を照射することにより、これらを直接イオン化、活性化し、重合を起こさせる装置です。


EB装置は、高電圧発生器、加速器、制御盤からなり、加速器は、熱電子を発生させる電子線源、電子を加速する加速管、電子線を走査する走査管、真空装置および電子線を系外に取り出す窓からなっています。



トナーカートリッジ などの印刷インキに関係のある電磁波を図にしたものがあります。


これはなかなか面白いのでおすすめですね。


印刷インキの乾燥に利用されている電磁波としては、赤外線(IR)と紫外線(UV)があります。


前者は電磁波の放射熱を乾燥に利用するものであり、後者はビニール化合物の光重合による硬化反応を利用しているので、その乾燥機構は本質的にまったく異なったものです。


赤外線による加熱は、伝導や対流による熱の移動とは異なり、伝熱媒体を熱することなく放射(輻射)によって対象物を直接加熱できる利点があります。


赤外線はその波長により、近赤外線、中赤外線および遠赤外線の3つに分けられますが、平版および凸版用の赤外線乾燥型インキの乾燥には、近赤外線ランプが一般に使われています。


また、遠赤外線チューブヒーターは、グラビアインキやフレキソインキの乾燥に使われています。


そしてマイクロ波乾燥。


マイクロ波は、マイクロウェーブ、極超短波ともいわれ、赤外線よりも波長の長い電磁波です。


印刷を行ってからマイクロ波を照射すると、ビヒクルが発熱することによってインキの乾燥が促進されます。



外部より印刷物に熱を加えて、エプソン トナー などの印刷インキを乾燥させる方法には、次のようなものがあります。


まずはフレーム乾燥。


これはガスのフレーム(炎)を印刷物に直接当てて乾燥させるいわゆる直火方式で、乾燥効率はすぐれていますが、紙面の温度調節がむずかしく、紙が燃えやすいのが欠点です。


もっともひろく利用されているのが熱風乾燥で、熱源には、ガス、オイル、電気、蒸気などが用いられています。


蒸発乾燥型インキで印刷した場合の熱風による乾燥速度は、熱風の温度、原反に当たる時の風速、風量(排気量)などによって影響されます。


熱風乾燥の欠点は、昇温に時間がかかることです。


そしてドラム乾燥。


印刷物の裏面を熱ドラムの表面に当てながら乾燥する方法で、伝熱効率の点ではすぐれています。


ドラムは蒸気、電気、熱媒体油などによって加熱されます。


そしてフレーム・熱風併用乾燥。


ヒートセット型オフ輪インキの乾燥に、フレーム乾燥と熱風乾燥が併用されています。


乾燥装置の入口が乾燥効率のよいフレーム乾燥で、後の所が温度調節のしやすい熱風乾燥です。


こんにちは。


ここは奥深い印刷の世界についていろいろなことを紹介するブログです。


画期的な印刷技術や最新のトナーカートリッジ の便利さなど、印刷の話については一家言あるわたしがマイペースにいろいろなことを書いていくつもりです。


どうぞよろしくお願いいたします。


まずは印刷インキの冷却固化についての話をしたいと思います。


コールドセットインキ、ホットメルトインキと呼ばれているワックス型インキが冷却固化型のインキで、この種のインキには、一部のカーボンインキや溶融転写インキがあります。


このインキは常温では固体で、印刷時には加熱溶融されて流動性となり、凸版または凹版で印刷されます。


印刷インキの乾燥方法にはいろいろな方法があります。


印刷後、印刷物を常温で放置しておいてインキを自然乾燥させる場合も多いのですが、インキを短時間で、かつ確実に乾燥させるために、いろいろな乾燥方法が実用されています。


これについては、次回さらにくわしく書いていきましょう。