読書が好きだ。暇ができると字を追いたくなる。
最近読んだのは『LIFE SCIENCE』(吉森保 著)という本。
とりわけ詳しく紹介はしない(できない)けれど、著者が研究されている細胞研究に纏わる生命科学をまとめられたもので、すごく興味深く面白い。
この本の主題の一つに「若返り」がある。
例として出されている、なんちゃらというカメやハダカデバネズミは老化しないそうだ。老化せずに来たるべき時がきたら、体は若い個体と変らないまま、パタリと死んでしまうらしい。(来たるべき時がどんな時なのか研究結果が本には紹介されていないけれど、とても気になる)
そして、ベニクラゲは死なないらしい。細胞が古くなったら、若返る。。このループだそうだ。
生きとし生きるものは老いその先に死があり、それは抗えないもの。いやだからこそ安心して生きていられると思っていた。
老いない、ましてや死なない動物がいる。このことは私にとって新しい発見で、価値観、常識の更新だ。
さて、ここからが私の主題。
去年の終わり頃から西洋星術では『風の時代』という新しいフェーズに時代が移り変わっているという。
今までは「土の時代」というフェーズだったそうだ。専門家ではないから、詳しいことはいい加減に書けないけれど、イギリスの産業革命から始まってつい最近までのこと。私たちはモノや資本を持つことに価値を置いていた。
この「風の時代」は情報や個性、シェアの時代と言われている。
そして、象徴の一つになんと「若返り」があったのだ。
はじめて見た時は???だった。
確かに昨今は若く見える中年女性が美魔女と言われもてはやされて?いる。
また、定年は70歳と言われ、高齢者も一昔の方々に比べて溌剌とされている気がする。
生活習慣や食生活などの改善で若返りといわれるのかしら?思っていた。
しかし、この本による若返りは細胞レベル、遺伝子レベルで生命の根源としての若返りだ。こんな夢みたいなことが科学的に実際に研究されているとは思わなかった。
オートファジーという研究だそうで、ノーベル賞受賞者の大隅先生の発見から発展しているそう。
もしかしたら、何十年後か近い未来、私達は老いることなく、しかも健康体を保ったまま生き続けられるかもしれない。
賢者の石が現実のものになるかもしれない。
しかしこれは自然の摂理に反している気がする。
でも、この摂理こそ、もうすぐ古い概念になるかもしれない。
知的好奇心の追求、私にはそれが叡智なのかパンドラの箱なのかわからないけど、、否が応でも全く新しい価値観・時代がもう開いているのだなと思った。