心に刻み込まれる出来事は
音もたてず 波もたてず
静かに静かにやってくる
誰も知らないそれは
まるで幸せを運ぶ天使のように
優しい顔をしてやってくる
敵か味方か
それは見方によって変わってくる
自分のとらえ方次第で
敵にも味方にもなる
ならば
もちろん私は後者を選ぶ
要は上手く扱えばいいだけの事
何も恐れず、それはまるで最初から決まっていたかのように
出会うべくして出会ったかのように
優しく 微笑んでやればいい
自分が描いた未来予想図が
少しだけ複雑になったと思えばいい
そして
少しだけ深くなったと思えばいい
ただそれだけで
目の前に広がる景色は
世界は
案外色づいて見えるものかもしれない