おはようございますキラキラ
帯広市ピアノ教室ファルベです♪

昨日は勉強会がありましたきらきら!!
今月は私が担当講師だったので『古典派の導入』としてモーツァルトの幻想曲ニ短調をメインにお話しさせて頂きましたルンルン

ヨーロッパではたびたび演奏される機会の多いこの幻想曲ニ短調は実は未完成作品。



☆印以降の後半10小節はミュラー氏によって後から加えられたもの。

この幻想曲とセットで演奏されるロンドニ長調への繋ぎ方も軽く触れさせて頂きましたハート

私もコンサートでこの2曲セットで演奏しようと思っています音符

さて昨日のレッスンより星
ベートーヴェン【悲愴】三楽章

まず曲を取り組むのに大切なのがテンポキャラクター

各曲のキャラクターによってスタッカートの奏法も変わってきますキラキラ
楽しい?悲しい?暗い?明るい?怖い.怒ってる.切ない感じ....などなど

生徒さんとはイメージについて話し合いますが、下の赤丸のソが3回スタッカートで続く所太陽
スタッカートと見た瞬間短く切って弾かれる方が多いですが、あくまでもここは前の音と繋がらない程度に四分音符の半分くらいの長さで弾く事。
そうしないと楽しい軽い感じに曲のイメージが変わってしまいます矢印


それから青い丸のクレッシェンド
この字を見た瞬間大きくしたくなりがちですが、ここはあくまでもまだp ここからfに向かってだんだん大きくしていくと言う事ですね太陽
クレッシェンド前のドからシへ大きく音程が飛ぶ所で大きくなりすぎないよう、エネルギーを感じつつ強弱のバランスを意識して弾いてみましょうニコちゃん