クリスマスイブなので、若いカップルには少し雰囲気が違うだろうとの予測は大正解で、人もまばらでした。
キャストは見事に好きな俳優さんたちが揃っていました。
ネタバレするので内容は語りませんが、とにかく久しぶりに いい邦画を見ました。
想像とは違い、号泣とまではいかなかったのですが、物語の隅々までに大切なメッセージが散りばめられた素晴らしい作品です。
戦争ものでも思わす目を背けてしまうようなシーンもなく、ラストに向かってどんどん伏線の意味が解明されていく面白さもありました。
何と言っても岡田君がカッコ良すぎです男性が見てもカッコイイみたいです。夫に、岡田君と同じ格好をしたら「紅の豚」になるなんて、キツいことを言ったりなんかして。
でも、ビジュアルだけでなく、主人公の生き方や飛行機乗りとしてなど、色々な格好良さがありました。
零戦の操縦席から仲間に「戻れ」というジェスチャーがそれらを象徴しているようで、素敵でした。(これだけでも見ていただきたいくらい)
エンディングの歌、とてもいい曲でほろっとしましたが、サザンの桑田さんの歌声は私にはちょっとキツかったような気がしました。この映画のエンディングでなければ別に嫌なわけではなかったです。
のだめ最終楽章から久しぶりに好きな邦画が増えました