八ヶ岳音楽堂 | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

先日、自身の仕事である公演に入った時に、プログラムに挟み込まれていたチラシに目が留まりました。


それが、「八ヶ岳音楽堂」です。


その存在を知らなかったのですが、一度行ってみたいと思うホールです。武満徹とリヒテルをアドバイザーとし、吉村順三が設計した、とあります。


座席数は250、残響は1.6秒だそうです。木のぬくもりが温かいホールだそうで、ステージの向こう側はガラス張りで、自然と音楽が調和するとのことで、写真を見ただけでもうっとりします。






別荘オーナーによってひらかれた八ヶ岳高原ヒュッテでのレコード鑑賞会(昭和49年)が始まりで、八ヶ岳高原ロッジロビーでのサロンコンサートや山荘でのホームコンサートなど、音楽交流の場はひろがり、1988年(昭和63年)にこのホールが造られたということです。


高原ロッジと一つになっていて、宿泊&コンサートのプランもあります。良い雰囲気のレストランや、音楽以外のイベントも色々と催されているようです。


いいなぁ~~。こんな所で世間の喧騒を忘れてゆったりと過ごしてみたいですね。大切な人と過ごせると素敵ですね!


何と言ってもロケーションが最高で、特に冬は満点の星や幻想的な霧氷、富士山などが見られるそうです。





夏のイメージのリゾート地では、冬はどこもお客の誘致が大変ですが、だからこそホールを借りるのも夏に比べてうんとリーズナブルです。理想に合うという団体さんや演奏家さんは利用されるといいですね。



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