天使の梯子 | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

今朝の空は、どんよりとした雲で覆われていて、今朝の心中のようでした。ですが、家族を車で少し先の駅まで送った帰り、ひたすらの長い坂道の先に視界が開けたとき、写真でしか見たことのないような美しい光景に息を呑みました。


「雲のカーテン」と呼ばれるものでした。グレーの空の向こうには確かに、太陽が存在しています。そして雲の隙間から木漏れ日のように陽の光が差す様子が、それも一筋、二筋というものではなく、かなり広範囲に渡っていました。


この気象現象を「薄明光線(はくめいこうせん)」というそうですが、「天使の梯子」と呼ぶこともあるようです。その名にふさわしい大変に神々しい様子でした。ポスターにあるような観光名所ではなく、ごく普通の町中の空なのに。


(イメージ)







空にはよく、サムシンググレートのサインが現れると聞きます。雲の形などでは信じるかどうかは個人によりますが、例えば富士山の上から雲海を見たりなんかすると、誰しも自然に拝みたくなりますよね。肉眼で雲や星を意識して見ることは癒しやエネルギーチャージにとてもいいそうですよ。確かに、少なくとも気分は変わるかもしれません。


実際の写真を撮れなかったのが残念ですが、代わりに夏に撮れた、天使の羽のような雲をご紹介したいと思います。



縦にしてみました↓



似ていませんか?




昨日は1111、ポッキーの日でしたが、1は始まりの数。今日はその続きの最初の1歩が始まる日ですね。天使の援護を受けるかのようです。一気に寒くなりましたが、みなさま、ご機嫌よくお過ごしくださいますように。