ラベンダーの力 | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

ラベンダーラベンダーといえば、初夏のラベンダー畑のイメージがあることと思いますが、このアロマオイルは万能選手で、初心者にもまず初めの1本といわれるくらいに安全で、1年中大活躍してくれます。薬箱に是非1本常備しておくのをおススメします。


ラベンダーはアロマオイルの中では唯一、肌に直接塗ってもOKと言われている(ティートりーもいい場合もありますがここでは無難に唯一とします)ため、とても役に立ちます。意外なことに、なんと「シソ科」なんですよ紫蘇


例えば・・・

♪風邪っぽいときは、就寝時ティッシュに数滴オイルを垂らして枕元に置いて寝る。

♪ちょっとした火傷や擦り傷などの応急処置としてとりあえず塗る。

♪虫刺されに塗る。

♪頭痛にはこめかみのツボに直接塗りこむ。←おススメ合格

など。一般的に知られているように、リラックス作用もありますので、お風呂にも数滴垂らしたり、枕元に香らせたりしてももちろん効果的で、習慣にするのもいいと思います。アロマポットがなくても マグカップのお湯に垂らして揮発させたり、ハンカチの片隅に1~2滴垂らして気分転換に嗅ぐ、という楽しみ方も。


抗菌作用を利用してリフレクソロジーを始める前の足湯にも活躍します。足湯で水虫予防や臭い対策などもできます。


天然の植物のパワーは凄いもので、あなどれません。西洋の漢方という感じです。ラベンダーは天然のお化粧品づくりなどでは防腐剤代わりにも使用するものです。効能の詳細は一番下に。



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注意ここで一つ注意をしたいのは、本当のアロマオイルというのは、「精油」「エッセンシャルオイル」として販売されており、「フレグランスオイル」とは違います。フレグランスオイルは人工的に香りをつけたもので、効果がないどころか、むしろ身体にいいとは言えないと思います。


この違いを意外と知らない方が多く、一見瓶がそっくりなので、間違って買ってしまうかもしれません。100円ショップなどのものは、まずアロマオイルとは違うものでしょう。慣れないうちはアロマショップで買う方が無難でしょう。(ネットでも簡単に購入できます。)


また、香りによっては妊婦さんや特定の病気を抱えている方には向かないものもあります。慣れないうちはショップの店員さんにアドバイスしてもらうのもいいでしょう。


アロマって、あまり深く考えず何気な~く持っていたりすることが多いのをよく見聞きします。なんとなく好きな香りを楽しむのもOKですが、折角なので効用を意識しながら活用すると一石二鳥ですね石とりとり



◆ラベンダーの主な作用◆

血圧降下作用(低血圧の人はオイル使用後眠くなることもある)、健康回復作用、抗ウィルス作用、抗鬱作用、細胞成長促進作用、鎮静作用、鎮痛作用、通経作用(妊娠初期の数か月は使用を避ける)、デオドラント作用、利尿作用