コンサートホールで仕事をし始めてから長くなってきましたが、最近になって気が付いた(正確には教えていただいた)ことがあります
クラシックの演奏会に特化したコンサートホールにはなくて、劇場にはあるものは何でしょうか
普段、お客さまは残念ながら見る機会も少ないですが、それは楽屋の入り口の、本当にちょっとしたもの。
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ヒントは、
①クラシックのコンサートでは、基本的に長期滞在しませんが、劇では同じ公演をしばらく毎日上演するという楽屋の違いです。
②でも、外国人には馴染みがないかもしれないので、必要がないかもしれません。
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答えは…
暖簾!
と、ここまではお気づきになったことか思います。
う~ん、惜しい!!
暖簾は、出演者サイドでご用意されるもので、ホールの設備ではありませんよね。
答えは
「暖簾をかけるためのフック」
でした。ドアの外側の枠、左上、右上にU字型のものが密かについているのです。
な~んだ、という感じかもしれませんが、これがなかなか新鮮な違いです。
ちょっと想像してみると、海外オケの著名な指揮者の楽屋に暖簾が下がっていたら…面白いですね
暖簾は、たいていが熱心なファンから贈られるものとか。どうですか?お高くつきますが冗談で御贔屓の指揮者、ソリストに贈られてみては
でも…フックがありませんね~。慣れないし集中できないので、ドアを閉められてしまうのでしょうねどなたならノリよく喜んで掛けて下さるでしょうか?ただ、「ジャパニーズ・タペストリー」なんて、お土産としてなら喜んで持ち帰っていただけそうですね♪