やさしい時間 | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。



今年も1年間有難うございました。
アメブロでのかけがえのない出逢いにも、お邪魔したブロガーさんの所での 息を呑むような美しい数々のお写真にも、素晴らしいお話やセンスの良い文体にも、ふっと笑ってしまう和みにも、全てにお礼を言いたいと思います。

今年の私が幸せに思ったことのうち、私にとって大切なメロディーのベートーヴェンのピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章を念願の松浦健さんの演奏で聴けたことがトップかなぁ~と思います。

あの時、まだ大震災の傷痕がソフト・ハードの両面で、日本という国が少しずつ癒え始める前の頃でした。松浦健さんの被災された方や被災地への祈りも込められた演奏に私の他にも涙している人がありました。

3月11日の出来事。あの忘れない演奏と、アメブロの皆さまに頂いた温かさ、そして現実社会でも数々の我が身に起こった変化や出逢い。みんな1本の線なって繋がり、次の年へと更に続いていきます。

そして今日は父の命日。父に手を合わせながら大晦日に振り返ったものが、やさしい時間で満たされていることに感謝致します。「幸せな気持ちでいるよ、見ていてくれてるから知っているだろうけど。」と語りかけました。

来年はもっともっと日本が明るいオーラで包まれますように。やさしい音楽とやさしい祈りで満ちていますように。

皆さまよいお年を!


$ピアニスト松浦健さんとコンサートホールと ~松浦健さん応援しています~