ノーベル平和賞を受賞しているマザー・テレサですが、マザーテレサは「反戦集会」には参加したことがないと知りました。
きっと、奉仕活動にその時間を惜しんで、常に祈りながら生活なさっているからだと思いました。
ところが、そういうことではなくて、「反戦」集会には出向かないものの、「平和」集会には参加されたのですって。
つまり、ここでも、「反対」「戦争」という究極のマイナスイメージのことには一切関わらないという意味になるのだそうです。だから、プラスの「平和」集会には出られたのだという、ある方の著書に解説がありました。マザー・テレサ自身の言葉かどうか確かめてはいませんが、結局はそういうことにつながると私は素直に思いました。
話は変わりますが、今日、帰りが遅くなった息子から「今から帰ります。」とメールがあり、「了解」だけでは味気ないので「気をつけてね。」と、返信しました。
送信ボタンを押しながら、この「気をつけて」という類の言葉も、一見優しい言葉ですが、「何かあるといけないから」気をつけるというマイナスの前提があるので、徹底的にこだわるなら使わないと教えてもらったことがあったな・・・と、ふと頭をよぎりました。
他にもこのような「気をつけて」の類の言葉がたくさんあるはずです。表面的な言葉だけに捕らわれず、言葉の持つ意味こそ大事ですね!