チラシの束に困ったら

演奏会会場の前で、よく、チラシを配っている風景に出合うと思いますビニール袋に入れられた、厚さ５mmはあろうかという、アレです

興味はあるのでもらったものの、かさ張ったり、重かったり、興味のあるものがほとんど無かったり…受け取ってしまったことを後悔することもあるかもしれません。休憩中などに全部見て、必要なものだけ取り分ける方も多いかと思います。そこで、不要になったチラシをどうなさっていますか

終演後、座席にそのまま置いてあることが一般的に多いですね。それでも大丈夫ですが、一つ、お願いがあります座席の上にきれいに乗せてある分にはまだいいのですが、床に散乱している状態のときは、正直言って片付けが大変です。恐らく、立った時に膝からすべり落ちたり、座席の隙間からストンと落ちてしまったりと、悪意のないものばかりなのは承知しているのですがなるべく常識の範囲で軽くまとめて置いてくださっていると助かります

ひどい時にはビニール袋の中に、飴やガムの包み紙や食べカス、使用後のティッシュペーパーなども入っていることがあります。チラシはリサイクルされるもので、ゴミではありませんので、ご協力いただけると有難いです

コンサートホールによっては、不要なチラシ入れをロビーに設置してある所もあります。もし、チラシが不要でしたら、要らなくなった時点でレセプショニストにお渡し下さっても構いませんよ理想は終演後にロビーでお見送りしているレセプショニストに手渡してくださるのがベストかなと思います。

ところで、あの大量のチラシは、終演後どうなると思われますかまずはレセプショニストが会場中に放置されたチラシを全て一ヵ所に集めます。座席の下や隙間、トイレのドアのフックや棚、ソファー、色々なところから集まります。汚れや傷みのあるものはこの時点でゴミとなり、取り除かれます

その後、大手の所は業者さん（配っている人はレセプショニストでなく、チラシ専用の業者さんで、それと同じ）が終演後すぐに回収に来られたりしますプログラムに２～３枚挟まっている程度の場合は、その限りでないこともあります。

私の場合は、演奏会にお客として出向く場合は、プログラムとチラシを意識して、A4サイズの入るサブバックを持参したりしています。帰りの電車で座れたら、改めてじっくり見るのが楽しみですでも、座れないと重いですねチラシも新しい情報や、新しい出合いのチャンスが隠れていることがありますね。惹かれるチラシ、ピーンと来るチラシに出会えるとまた新しいワールドが広がるかもしれませんね