本格的な秋の到来とともに、演奏会シーズンもいよいよ本格的になってまいります。
私はたまに、色々なコンサートのレポート記事のブログを訪問しています。その度に、心が痛むのが、会場内を撮影した写真をアップしているものです。しかも、明らかに一顧客としての隠し撮り…
こんなに撮られてしまって、レセプショニストは一体何をしているんだ
ちゃんと仕事しなさいっ
と、思います。
私自身も、お客として行った演奏会では、必ずといっていいほど、隠し撮りを発見しますもちろん近くのレセプショニストに席番を教えて、現行犯で注意してもらいます
反対に、仕事中にお客さまに教えて頂く場合もあります。みなさまも、気になる動きの人がいたら、臆することなく、是非近くの係員にお知らせください
何故、ダメなのか、きっとご存知ですよねみなさま。会場内で「録音、及び撮影は固く禁止」というアナウンスと、掲示の双方で必ずお知らせしているのを、知らないなんてことはないですよね
会場内というのは、いわゆる舞台と客席のある内部のことを指します。建物そのもののことではありません
もちろん、肖像権やなんやという権利の問題です。再三の注意にも関わらず無視されるお客様は、真面目に一度お考えください
対象は、舞台・客席という会場全体と、出演者を始めとする人物、それに楽器も含まれます
そしてそれだけではなく、液晶画面の光が後ろにいる人にとって、相当迷惑になります。(光害)第一、発見してしまって気になると音楽に集中できません。
時々あるのが、出演者のお父様であるとか、お身内の方が、一眼レフでバシャバシャ、ムービー片手に動き回り…なんてこと折角のお身内の方の演奏を、妨害していませんか?周りのお客様が落ち着いて聴けませんよ。そのような場合は、事前にコンサートの関係者に申請して、ここでなら…という許可をもらっておきましょう。
「身内なんだから当然いいでしょう!」と、当日開演の時に突然撮影を始めたり、スタッフの注意も聞かないのはです
他のお客さまにとっては、そんな事情はわからないので、見た目に「なんであの人は撮影しているの!?」「だったら私も」「注意しないで、何やっているの?」という話になるのです。
主催し、許可する立場の方も、一目見て「直接許可された者なので、みんなは真似しないでね」とわかるという意味で、「撮影」などの腕章などを発行することをお勧めします
私の知るところですと、メディアのカメラマンさんなどは「PRESS」の腕章をしておられました
でも同じ建物の中でも、会場外のロビーでは、撮影はOKなのですよ盛況ぶりや雰囲気を伝えるのには、工夫次第で充分臨場感のあるコンサートのレポートをupすることができます
(その方のセンス次第です
)
隠し撮りは、皆さまのファンの楽団や出演者(主催)が一番、本当に残念に思うことであります
またブログの読者の立場としても、そのような「悪質な」ものを歓迎しない雰囲気があればもっといいなと思いますクラシックファンならば、主催も出演者も、スタッフもみんなが困ることをしてまでその音楽を語る資格はないですと、今日は厳しいクララでした