ほんと久々のオペラ鑑賞でした。

退職したら新国立劇場の定期会員になってオペラ三昧するよていだったのに、全然違う生活してます。


鑑賞と言うより声楽のレッスンにお金を使っています。


演出が宮本亜門さん、衣装が高田賢三さんと言うことも興味あったし


花房さんがスズキの役をやるということも楽しみでした。

花房さんから以前に合唱メンバー全員にソープのバラを頂きました。


我が家のリビングに飾ってあります。


私が声楽のレッスンを再開した時にも応援してくださいました。


今回は私から赤いバラをちょこっと持って聴きに行きました。


もちろん主役の大村さんも楽しみでした。



ちょっと変わった演出で、最終的に蝶々夫人とピンカートンは純愛だった、というオチになりました。


いや、私としてはピンカートンは日本人のまだ15歳の蝶々さんを騙したヤツですよねムキー


いい人キャラにシフトされたのがちょっと気になりました。


一幕で蝶々さんと結婚式あげるまえに

「アメリカで本当の結婚するまでな」みたいなセリフがありました。


衣装も海外を意識してか、日本的と言うより

洋装とかシミーズ(古い!)、ボブヘアでちょっと違和感ありましたが、大村さんが可愛くて10代に見えた、と言う点では成功だったと思います。


花房さんの声はメゾですがとっても豊かでよく響いていました。

蝶々さんに寄り添う姿がとても優しくて素敵でした✨


子役も小さいのに動きがすごかったです。

うちの男の子の孫ちゃんだったら好き勝手に動いちゃうか、観客にびびって泣いちゃうかも、とか思いました。



蝶々夫人の役には強靭なソプラノの声が必要だと前に聞きました。

確かにほぼステージに出っ放しだし、高音から低音までを出さなくては行けないから

可憐なイメージと違って、強い声帯が必要みたいです。


大村さんの疲れ知らずの声にびっくりでした。



これてしばらくはオペラ鑑賞もお休みです。



天井に星が輝いているみたいな東京文化会館