暑い日が多くなってきますが皆様お体は大丈夫でしょうか。
現在お問い合わせいただいた場合、レッスン開始は8月の予定です。
なお、お問い合わせの際は、年齢、性別、お住まいの地域(大体で結構です)、楽器経験の有無、所有楽器、ご希望の曜日・時間帯(大体で結構です)をお知らせください。
何か楽譜を見てすぐ弾けたら楽しいだろうなというのは私も思います。習いに来る人も最初、楽譜をぱっと見てすぐ弾けるくらいにはなりたいと言うことが多いです。でもそれが難しいんですよね。曲の難易度にもよりますし、そもそもその人の初見力にもかかわってくることですが、まずここでは一般的に巷で聴かれるような曲をそのまま弾くことを思い浮かべてください。
楽譜に書かれているのは記号のようなものでしかありませんから、音符通りに弾けたとしても、ただ音が並んでいるだけに過ぎなかったり、音楽として全然生き生きしていなかったりします。なので、ただ音が合っているか間違っているかだけを気にしていると、記号としての音符を実際の音に置き換えているだけになり、その曲の持つ雰囲気まで含めて表現することには至らず、それはあまり音楽的な状態とはいえません。
適切に楽譜を読む力というのは、音符を正しく音にできるということのほかに、その音一つ一つの扱いや、音と音とのつなげ方、休符のときにも音楽の流れが止まっていないこと、それに何より、音符を音にする段階で指の都合などによる不自然な停滞が起きないようにすることなど、たくさんのことがかかわってきます。そしてこういうふうに弾きたいというイメージに近い音を出すためには手指をどういうふうに使ったら良いか。
知らない曲であればあるほど、聴覚的な記憶が役に立たない分、楽譜を読む力と自分の感性に頼る部分が多くなります。
読譜力は訓練である程度までつけられると思いますが、感性については、日頃音楽にどれくらい関心を持って聴いているかにもよりますし、音楽経験の蓄積の豊富さも関係してくるので、最終的には本人がいかに音楽が好きかということにかかってくるのでしょう。
漠然とピアノを習っているというだけになりがちな人が多いと思いますが、自分がやる曲以外にもどんどん幅広く聴いてみて自分の中に引き出しをたくさん作るのが一番だと思います。遠回りのようですが、それしかありません。
そして、ぱっと見てすぐ弾ける喜び以上に、ある程度練習を重ねて苦手な部分も克服したりして弾けるようになったという喜びのほうが格段に大きいということも知っていただきたいと思います。
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