Y太
先日、天気のいい日
軽快に自転車ゴーゴ号をこいでいると、
前方に大泣きした( 幼稚園程度の )男の子発見。
目が合う。( すれ違いざまボクのすがるような視線に気付きながらも ) 私、軽快に通り過ぎる。
10メートルくらい進んだところで、確認のため( ・・・なにかの確認のため ) 振り返る私。
あ・き・ら・か に私に訴えて泣き続けている ボク。
わたし、渋々 ヒーローに変身
「どないしたん?」 ( 間違ってオッサンヒーローに変身 )
ボク「 Kとう Y太 ですぅ。」
・・・早々の自己紹介恐れ入ります。
わたし再チャレンジ「 どないしたん? 」
Y太「 あんなぁ~ 置き去りにされてん 」
・・・ここからはタメ口なのね。
わたし「 お父さんかお母さんと一緒にここまできたんか? 」
「 ご飯でも食べに来て迷子になったんか? 」
すべての問いに「 あんなぁ~置き去りにされてん 」で答えるY太。
わたし「 ココではぐれたんか? 」
「 いつまでお母さんたちと一緒やってん? 」
Y太「 そこの車の中で気付いてん 」
・・・情報増える。
そこって、マンションの駐車場やん・・・
わたし「 ここに住んでんのん?( もしかして ) 」
Y太「 ○○マンション301号室の Kとう Y太 ですぅ。 」
・・・後半はさっき聞いた、
しかもなんで自己紹介のときだけ丁寧に・・・
わたし「 ・・・って、ココやん このマンションやん、目の前の 」子供に突っ込むオッサンヒーロー
おそらく車中で寝た子を起こさずに親たちは部屋に戻っていったのだろう。
わたし「 ほんなら、帰りぃや・・・ 」
Y太「 ドアが開かへんねん・・・ 」
あ~ぁ、オートロックの入り口ね・・・
Y太 を連れ、パネルを操作してあげる。
部屋の呼び出し音
「 はい。 」 父親らしき人の声。
わたし Y太 に「 自分で名前言いっ 」
Y太マイクにむかって 「 Kとう Y太 ですぅ 」 ・・・自己紹介って
父親「 ???はぁ? 」 ・・・置き去りにされた我が子だよ。
わたし Y太 に「 もう1回! 」
Y太「 Kとう Y太 ですぅ 」 ・・・ 本日4回目。
父親「 あぁ~、Yくんかぁ~ 今行く 」 ・・・思い出していただいてよかったですぅ。
父親に一発ガツッといってやろうかと思ったけど、ここはオッサンでもヒーローですから・・・
Y太 に、「 お父さんすぐくるからここで待っとき。 」 ・・・うなづく Y太。 去るわたし。
軽快な自転車走行再開
・・・ でも、 ふしぎと ・・・
「 良いことしたな感 」 0ゼロ。
・・・「 ドア開かへんねん 」からのくだりからでよかったんちゃうん! Y太 !!
うれしはずかし
うれしはずかし ブログ開始です。
今は京都に住んでいます。
最近は、ポストに投函されていた地元タウン誌を見ながら、SHOP巡りをしているので、 オススメなんかもご紹介します。
・・・ちなみにブログのキッカケは、デジカメを買ってもらったからです。