行政法の中でも対策が立てづらいのが、地方自治法。


本試験では、頻出の問題から条文の細かいところ、判例まで問われますし、


年度によって難易度にもバラツキが大きい分野です。



条文を読み込むにしても、試験ではかなり細かいところを聞いてくる場合も多いですしね。


大体、条文自体が結構読みづらい。


252条なんか、「252条の46」とか(笑)。



ただ、5問まるごと捨てるのは、択一で、ある程度の点を稼がなきゃならないので危険。


記述式抜きで最低でも160点は確保したいところです。



一般知識の対策が立てづらい分、択一と多肢選択の確度をあげる必要があるでしょう。



自治法対策としてまずは、過去問を100%にすること。


5問中2問正解でオーケーって方なら、多分これでいいでしょう。


肢レベルで正誤だけでなく、理由も「パッ」と浮かぶくらいまでやりましょう。



問題中の条文は必ず六法で確認する。できれば、その条文の前後くらいは

読んでおきたい。


あとは、どの科目でもいえるのですが、自治法に関しては特に、


必要以上に手を広げようとせず、基本的なことを確実にする。


正直、5問全部とりに行く学習は、かなり時間に余裕がある方以外、どーか?と。


ここは、「運」の要素も大きいとこです。


時間に余裕のある方は↓ こんなのもいいかもしれません。

地方自治法読本 [改訂版]/富井幸雄
¥2,100
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宇賀先生のヤツと読み比べてコレにしましたが、結局1度通読したのみでした。


コンパクトで判りやすい本です。

行政法をマスターしたい方には↓


行政法/櫻井 敬子
¥3,465
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行政法読本/芝池 義一
¥2,940
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この2冊が推しです。


「行政法」のほうは通称「サクハシ」などと呼ばれることもある著名な教科書。


最近2版が出版され、最新の判例が追加されたようです。


行政訴訟あたりは、橋本先生の執筆と推測しますが、ちょっと硬いかも。


あくまでも個人的な意見ですがね。



個人的にオススメなのは「行政法読本」の方ですね。


文章も程よくやわらかめで、リファーも行き届いており、理解を助けます。



ワタシ的にベストだと思うのは、「行政救済法」と「行政法読本」の組み合わせです。


これで地方自治法以外の穴は無い(?)はずです。

行政救済法/高木 光
¥3,465
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この本がオススメです。


条文と重要判例と総論が同時に学べる。


解説もくどくない程度に行き届いてます。



条文と判例に色分けがしてあり、読みやすい良書だとおもいます。

行政法から。


これをおろそかにして合格はありません。


ワタシも最初の受験の時は、苦手意識を持ったまま詰め込むように学習した結果

ズタボロでした。


まずは全体像をざっくり掴み、細かいところを詰めていく・・・、


ってのがベストだと思います。



初学者向けとしては↓

行政法入門/藤田 宙靖
¥1,995
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公務員試験 はじめて学ぶプロゼミ行政法―行政法を基礎からやさしくビジュアルに学ぶ/石川 敏行
¥1,365
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この2冊がオススメです。


どちらも非常に判りやすい。


「プロゼミ」のほうは細かいところは弱いカンジが若干ありますが、

話し言葉で講義を聴いているようで親しみがあります。縦書きです。



「行政法~」は個人的にも非常にお世話になりました。

3回は通読しました。


過去問を解きながら読み進めていくと、あいまいに覚えていたところが

だんだんと確実になっていくような感覚がありました。



どちらか一冊と聞かれたら、「行政法~」を推します。


総論はこの2冊の知識で十分対応できると思います。



次回は救済法を。



Dolce&Bitter
ワタシが学習用に購入した書籍群です。全てではありません。


一部全く関係ないヤツも混入してますが。


昨年度は司法書士の勉強も平行してやってましたので、

かなりの数になってしまいました。


行政書士試験合格のためにこれだけの書籍が必要かといえば、否です。


自分に合った良い教科書を丹念に熟読するのがベストでしょうね。



ただ、それを見定めるために数多くの書籍を「チェック」する必要性は少なからずあるとは思います。


内容を全く吟味しないで購入すると、「結局ほとんど読まなかった・・・」

なんて事になるかもしれません。


読まない本を買うのは、お金の無駄です。



利用できるものは何でも利用しましょう。図書館とか、立ち読みとか。


大学が近くにある方でしたら、大学の図書館等も一般に開放してる場合もあります。


大学の図書館の蔵書も、大学によってはネットで検索できる場合もあります。



市の図書館等に蔵書が無くても、リクエストをすれば購入してくれる可能性もありますし、

「相互貸借」といって、どこかの図書館から取り寄せてくれることもあります。


時間が多少掛かるのが難点ですが・・・。



ワタシは所有しているかなりの書籍を、図書館や書店でチェックした上で

ネットオークションで購入しました。


憲法なんかは改正が無いので、多少古いヤツでも内容は大して変わりません。


それでいて、値段は新品の10分の1なんてこともありますしね。



大手受験指導校の教材の中身をワタシは知りませんが(たぶん良いものでしょう)、


行政書士試験の要である「行政法」、「民法」は、多少突っ込んだ学習をしといても

損は無いと思います。


もちろん、過去問は十分に理解したうえでのハナシですが・・・。




次回からは実際ワタシが読んで有益だった書籍を紹介したいと思います。