「自分の好きなことは何か、自分は本当は何をしたいのかと考えてみたんです
けれど、なかなか見つからないんです」
そんな風に思っていらっしゃる方も多いのではないかと思います。
そこで重要になってくるのは、「考えてみたんですけど」というキーワードです。
先ず、見つからない、わからないという人は、一体どのくらいの時間をかけて考えてみたのかということ。5分?30分?1時間?それとも、まる1日?
アナタだったらどうですか?どれくらいの時間考えてみますか?
もちろん、これには正解なんてものはありません。ビビッとひらめいたという人もいるかも知れませんが、でも大抵の人は、なかなか答えが浮かんでこないと思います。
ですが、まる1日程度考えたくらいで、どうしても自分の好きなこと、やりたいことがわからないというのは、やはりちょっと焦りすぎなんですよね。
自分の好きなことややりたいこと、あるいはライフワーク。こういったものは、ある意味自分の人生を左右するものですよね。
そう考えてみると、1日考えたくらいで見つけられたら、こんな楽なことはないのですが、実際はそうではありません。私たち凡人の場合、自分の好きなこと、やりたいこと、ライフワークを見つけるには、数ヶ月~数年は、当たり前にかかると思います。
ですから、本を読んで、ちょっとの時間考えてみて、やっぱり見つからないと思っている人は、心の中で、すぐに見つけられなければダメだと思い込んでいるのかも知れません。
そんなことないんですよ。(^^;
数ヶ月~数年かかって当たり前なんです。特に、年齢がいけばいくほど、時間がかかります。
子供はその点早い。だから、私のような30代の人間に比べたら、10代の子たちは、うらやましいくらいに早い・・・・
そして、「考えてみたんですけど」がキーワードだというもう一つの理由。このキーワードが、「考えてみたんですけど」であって、「いろいろとやってみたんですけど」ではないということです。
つまり、じっとして、何もしないで考えている。果たしてそれで、自分が何が好きで何をしたいのかなんて、見つかるのだろうか?ということです。
どうでしょう?
好きなことやライフワークって、案外自分でも意外だな!と思うことだったりします。大して興味もなかったけれども、実際にやっていくうちにどんどん興味が出てきて、そのまま自分のライフワークになってしまった。
そんな経験によって見つかることも、実際少なくないんです。
そうです、大切なのは、経験をするということ。実際にいろいろなことをやってみて、その経験から出てくるもの、感じられるものによって、直感的に決まってくるものだと言えると思うのです。
ちなみに、私の場合は、18歳の時から探し始め、いくつかの失敗と失意を経験し、30歳くらいでおぼろげながら見えてきて、実際に準備し始めたのが35歳。
見つけるまでに、十数年かかってます。
アナタにそこまで時間をかけろとは言いません。ですが、1日考えたくらいで、「見つかりません」と思わないで、もう少し粘り強く取り組んで頂きたいと思います。
そして、大切なのは、経験です。
好きなことを見つけようと、いろいろ経験しているけど、それでもなかなか見つからないという人もいらっしゃると思います。そんな人にとって、見つかる見つからないという結果よりも、その経験自体が宝物になっているんだということに、気づいて欲しいと思います。
ガムシャラになって、何かを得ることが大切なのではなく、ガムシャラになること自体が宝物になるんですね。






