#175 旧クローン病絶食日記 2004年6月28日(月)

2004年 6月 28日(月) 

友人との付き合い方

絶食トータル　１１９日目

今日は月曜日なので、朝から大学で講義がある。
そんな訳で、弟に車で大学前まで送ってもらうと、いつものように頑張って一日講義を受けきったのでした。

今の絶食生活になってからは、友人との付き合い方が変わってしまった気がする。
昼休みになると、昔は友人と一緒に学食でランチを食べていた。
学校生活での唯一の楽しみは、昼休みの学食で食べるランチだった。
昼休みに学食で美味しいランチを友人と雑談をしながら食べる事で、午後の講義も頑張ろう！と、活力を得る事が出来たように思う。
しかし、今の俺は絶食中の為、それを得る事が出来なくなってしまった。
大学に行っても、ただ講義をひたすら受けるだけ…。

唯一の楽しみである、昼休みの学食タイムが奪われてしまったのだから、無理もない事だ。
今も、週に一度友人と学食に行くのだが、俺は友人がランチを食べているのを見ながら、紙パックのコーヒーを飲んでお付き合いをしている…。
俺はコーヒーを飲みながら、表面上は明るく振舞ってはいるものの、正直心から楽しいとは思えなくなってしまった。
だって、学食にいる俺以外の人達は皆、美味しそうにランチを食べているのだから…。
はぁ…、正直凄い惨めに思う時があるよ、ホントに…。
この気持ちは、実際俺みたいな立場になってみないと、健常者の人達には絶対に分からないんだろうなぁ……。
こういう時、見た目だけでは理解してもらえないのが、クローン病の辛いところだと思う。
パッと見、俺って健常者にしか見えていないんだろうしさ…。

うあ～…、ホント皆と一緒に学食で美味しいランチを食べていた頃が懐かしいっす！
…もし。
…もしも、戻れるのならあの楽しかった日々に戻りたいよ…いや、マジで…。
悩みも何もない、毎日が楽しかったあの過去へ…。
クローン病になる前の、楽しかった日々をもう一度……。
俺は…、そんな事を…切に…願うのだ……。
叶わない夢なんてない、俺はそう信じたい…。
信じなくちゃいけない…。

そうは言っても、時間は過ぎ去っていくもの…。
過ぎ去って行くからこそ、時間には価値があるらしい…。
だったら、前を見据えて生きていこう…。
たとえ、過去に戻る事が出来なくても、どうか幸せな未来が待っていますように…と。
そして、病気が早く良くなりますように…と。

信じる力こそが、希望…。
そして、生きる活力を自分自身の中に生み出すんだ！…と、俺は信じている。
でも、一体何時まで今の絶食生活は続くのだろう…？
まるで無限ループ…。
絶対に終わる事のない、無限ループ……。

いやいやいや！
挫けちゃ駄目だ…挫けちゃ駄目だ…、しっかりしろ俺！！
挫けたら負けなんだっ！！！
そんな事をネチネチ考えてたって、どんどん深みにはまっていくだけだ…。
いつも言っている事だが、幾ら考えようが自問自答しようが、詮無い事なんだ！
とにかく今は、明るい未来を切に願いながら、前向き前向きに～♪


本日摂取した物

朝

コーヒー１本

エレンタール（600ml）１本
（ヨーグルト＋青りんご味）

昼

なし

夕方

麺つゆ１杯

エレンタール（600ml）１本
（ヨーグルト＋パイン味）アイスエレンver

夜

コーヒー１本


本日プレイしたゲーム

「何処へ行くの、あの日」

お試しプレイ中。

 

アイスエレン日和…？(6/27)

振り出しに戻る…？(6/29)

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