痩蛙
4回戦ボーイのボクサー谷尾幸次は
リングで骨にくる本物のパンチを知り、ボクシングに見切りをつけようとする。
広告代理店の営業マンの傍らボクシングを続けてきた幸次は、不況の中、仕事の業績が上がらずに喘いでいた。
少ない給料でローンに追われ、女とデートするのにもカードに頼る生活を送っていた。
仕事がうまくいかない幸次は、社長と喧嘩して会社を辞めることになる。
すべてを失った幸次は、家に押しかけてくる、しがないバーの女・チエ子の元へと足を向けてしまう。
逞しく生きるチエ子の言葉に動かされた幸次は、あらためて真剣にボクシングを再開する。
トレーナー・横手との、激しい特訓をはじめた幸次が手に入れたものとは…
ブログを更新するのが億劫で、数週間前に読み終えた本の感想を今ごろ...
この作品・・・なぜ気味の悪い女に引かれることになるのか
作品全体に違和感を感じてしまった
- 痩蛙 (角川文庫)/角川書店
- ¥820
- Amazon.co.jp
トーキョー・バビロン (下巻)
株式上場を間近に控えた、消費者金融大手「ハピネス」の
ブラックマネーを狙う3人...宮前、稗田、紀香は
ハピネスの裏仕事を一手に担う、総務課長を取り込み
計画は順調に進むと思われたのだが...
より多くの分け前を得るための裏切り、悪徳警官
覚醒剤、殺人...
最後に金を手にするのは...
上巻の感想にも書きましたが、馳 星周作品らしくない作品...
(他の作家の作品だと思えば、十分面白いのだが)
馳作品のあの病的な部分、呪詛が全くと言って良いほどない
主人公達の呪詛、切迫感、金への執着
ヤクザものの追い込み...恐怖
金を得るための計画...全て中途半端な気がして残念だ...
トーキョー・バビロン(下)双葉文庫 bookoff onlineなら¥100
- トーキョー・バビロン〈下〉 (双葉文庫)/馳 星周
- ¥690
- Amazon.co.jp
トーキョー・バビロン(上巻)
馳 星周の『トーキョー・バビロン』上巻を読み終わりました
ヤクザの奴隷と成り果てた、かつてのIT長者...宮前佳文
本家からフロント企業へと放逐されたチンピラ...稗田睦樹
身体を壊し、酒を飲めなくなったホステス...柳町美和
若くして人生の敗者となった3人が手を組み
大手消費者金融ハピネスのブラックマネーを狙う!!
久しぶりに読む『馳星周』の作品・・・
馳星周の私のイメージは新宿歌舞伎町を舞台にした裏社会と中国や韓国などの
マフィア
しかし今回の作品の登場人物は今のところ全て日本人であり
下巻でマフィアが登場する余地はない・・・
上巻を読み終えた感想は面白いのだけど・・・
病的な暗さと残虐性によって追い込まれていく感じがないのが
残念な作品だ
トーキョー・バビロン(上)双葉文庫 bookoff onlineなら¥100
【書籍】トーキョー・バビロン(文庫版)上下巻セット bookoff onlineなら¥250
- トーキョー・バビロン〈上〉 (双葉文庫)/馳 星周
- ¥690
- Amazon.co.jp
張り込み姫
垣根 涼介の『張り込み姫』を読み終わりました
この作品は『君たちに明日はないシリーズ』の3作目です
企業のリストラを代行する会社に勤める村上真介の仕事は、クビ切り面接官。
「人間にとって、仕事とは何か──」たとえどんなに恨まれ、なじられ、泣かれても、
真介はこの仕事にやりがいを感じている・・・
今回のターゲットは、英会話学校、旅行会社、自動車業界、そして出版社だが・・・。
それぞれの会社の中(被面接者)の中でのドラマ、心の動きに
ぐっと引き込まれて行く作品です
短編とは違い、もう一つの軸である
かつて真介がリストラし、そして交際している陽子との展開なども
このシリーズの楽しみの一つ
このシリーズ、大好きです(久しぶりに褒めコメントになりますが)
今回の『張り込み姫』は3作目となりますが
是非、1作目から読んで頂きたい作品です
張り込み姫君たちに明日はない3bookoff onlineなら¥350
【書籍】君たちに明日はない(文庫版)セット bookoff onlineなら¥700
- 張り込み姫: 君たちに明日はない3 (新潮文庫)/垣根 涼介
- ¥662
- Amazon.co.jp
- 借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉 (新潮文庫)/垣根 涼介
- ¥662
- Amazon.co.jp
- 君たちに明日はない (新潮文庫)/垣根 涼介
- ¥662
- Amazon.co.jp
微熱の街
40も半ばを過ぎて自前の組が持てないヤクザ、寺多政道、通称テラマサ...
そんなテラマサのもとに子猫を抱いた八歳の子供が転がり込んでくるのだが
その途端にトカレフを持った連中に襲われ、
その子をかくまったゲイバーのタミィとその家族は惨殺されてしまう
子供の行方は...
警視庁公安部外事課が追う犯人グループとは?
その背後には何があるのか...
しがないヤクザが、子供を連れ去り仲間を葬った奴らに、最後の闘いを挑む!
読みやすくテンポよく展開して行くのだが
少し無理が...
微熱の街小学館文庫 bookoff onlineなら¥150
- 微熱の街 (小学館文庫)/鳴海 章
- ¥770
- Amazon.co.jp
AffiliateB
読み終えた本の感想などを書きつつ
馬鹿にならない書籍代をアフィリエイトで稼げないものかと・・・
色々なASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)と提携しましたが
提携申し込みは↓↓↓から
最低支払額が高く「なかなか報酬を獲得できなかった」なんてことはありませんか?アフィリエイトBなら、最低支払額は777円なので報酬獲得のチャンス大!1回の注文で報酬を獲得できる可能性もあるのです。※2009年2月2日お支払い分より
頑張って獲得した報酬が実は内税だったなんてことはありませんか?アフィリエイトBなら、獲得した報酬額に対し外税でお支払いたします。
(※外税でのお支払は現金での支払のみになります。ポイント交換は対象外となりますので、ご了承ください。)
せっかく報酬を獲得しても支払はずっと先なんてことはありませんか?アフィリエイトBなら、獲得した報酬は翌月末払いのスピード支払!忘れた頃に振り込まれるなんてことはありません!
複数のサイトを登録する場合は、ID・パスワードを各サイト毎に取得しなければならなかったりして、管理が面倒だったということはありませんか?
アフィリエイトBなら、1つのID・パスワードで無制限にサイトを登録可能!管理画面にログインするために必要な情報はたった1つでOK。効率的なサイト管理を実現しました。
広告検索機能が充実!
広告がたくさんありすぎて、なかなか条件の合う広告が見つからない。たくさんの広告と提携すると、広告が埋もれてしまい、なかなか掲載したい広告が見つからなかったということはありませんか?
アフィリエイトBなら、広告検索機能が充実!細かい検索条件設定や、便利な並び替え機能で、提携中の広告、掲載したい広告がすぐに見つかります。
龍の哭く街
中国マフィアと日本のヤクザの抗争できな臭い新宿ゴールデン街
リンチに関わった元同僚三人が、つぎつぎに不審な死を遂げ
- 龍の哭く街 (集英社文庫)/今野 敏
- ¥600
- Amazon.co.jp
長い腕
この作品は新人作家の登竜門たる、
第21回横溝正史ミステリ大賞を受賞した話題作です
ゲーム製作会社に勤務する主人公は音楽と読書、そして孤独を愛する女性。
現在の仕事に大きな不満はないが、同じ場所に居続けることを好まないため、
会社を辞めしばらく故郷・愛媛県の小さな町に帰省しようとしている。
ところが同僚の変死事件と、故郷の町で起きた女子中学生による殺人事件とに共通のキーワード「ケイジロウ」を発見し、調査を始めることに…。
普段は本に付いてる帯広告など見ずに本を選ぶようにしているのですが
(騙される事がほとんどなので...)
今回は帯に引かれて...
とても第1級のミステリーとは...
- 長い腕 (角川文庫)/川崎 草志
- ¥620
- Amazon.co.jp
欧亜純白 Eurasia White Ⅱ
大沢在昌の『欧亜純白 Eurasia White Ⅱ』を読み終わりました
中国人華僑・徐ととも日本最大の暴力団坂本組に潜入捜査を進める麻薬捜査官・三崎。
一方、アジアでの動きを無視できないDEA(アメリカ麻薬取締局)も捜査官のベリコフを日本に送り込んだ。
共通の敵である“ホワイトタイガー”を追い詰めるため共闘する二人・・・
それに絡む中国公安部、とCIA
ユーラシア大陸に広がる麻薬の連鎖“ユーラシアホワイト”を三崎とベリコフは壊滅させられるのか?
謎の人物“ホワイトタイガー”の正体は?
ホワイトタイガーの代理人として動く謎の女"アニタ"
いよいよ登場する"ホワイトタイガー"共に物足りない...
結果として尻窄みな作品になってしまったのではないだろうか?
詰まらない作品ではないが大沢在昌作品の緊張感やスピード感
やはり物足りない...
欧亜純白(2)ユーラシアホワイト bookoff onlineなら¥950
欧亜純白 下 ユーラシアホワイト (【トクマ・ノベルズ】)/大沢在昌
- ¥1,155
- Amazon.co.jp
欧亜純白 Eurasia White Ι
この作品は1997年6月。
香港の中国返還という大変動を直前にひかえ、
世界中の犯罪組織で生き残りをかけた激しい抗争が展開される
そのカギを握るのは、中国本土を経由し、香港からアメリカ国内に持ち込まれる
「チャイナホワイト」と呼ばれるヘロイン。
世界最大のヘロイン輸出湊の香が、
中国公安局の厳しい取締を受ければヘロインの流通地図が一変する。
そうした機に乗じて、「黄金の三角地帯」と「黄金の三日月地帯」という
世界二大ケシ産地を抱えるユーラシア大陸をまたにかけて新たにヘロインビジネスを牛耳ろうとたくらむ謎人物「ホワイトタイガー」が現われる。
その動きを牽制しながら虎視眈々とビジネスチャンスをうかがう
ロシアマフィア、シチリアマフィア、中国マフィア、日本のヤクザ…
その野望を打ち砕くべく、熾烈な闘いのなかに果敢に身を投じていく、DEA(アメリカ麻薬取締局)のベリコフと
厚生省麻薬取締官事務所の三崎――。
壮大なユーラシア大陸を舞台にくり広げられる日米潜入捜査官の苛烈な闘いを描いた作品
この作品は読みごたえ抜群です、上巻だけで上下巻をを読み終えた様な満足感...
複雑な背景を理解しながら読み進めなければならず
登場人物が多い...アメリカ人、ロシア人特に(台湾、上海
、北京、マカオだなんだと)中国人が多いので名前を覚えるのも読みも大変で
苦手な人も多い作品かも
私的には大満足、これより下巻に突入します
欧亜純白(1)ユーラシアホワイト bookoff onlineなら¥800
欧亜純白 上 ユーラシアホワイト (【トクマ・ノベルズ】)/大沢在昌
- ¥1,155
- Amazon.co.jp