皆様の身の廻りにさりげなくある物。
例えば、いろんな食材で作る料理の数々。
今となれば、何でも完成品が手に入り、料理もレシピ本を見ればすぐに作り方がわかる時代ですが、それらを一番最初に生み出した人の苦労を、皆様は知っているでしょうか?
私は今でも、どのような業種でも新たなビジネスを生み出そうとチャレンジしていますが、まだ誰もやっていないことをやるということの本当の難しさを思い知らされました。
例えれば、まだ誰も食べたことのない料理の一品を、食材から味つけまで何のサンプルも無く作るのと一緒で、その料理が皆様の喉を通るまでの過程は、かなりの試行錯誤を繰り返すものです。
そして、その過程で最も多くの人々が口を揃えて必ず言うこと、
それは、
『できるはずない。』
『そんなの買わない(売れない)。』
『やめといたほうがいい。』他
などの、否定する言葉です。
出来るか出来ないかは、やってからしかわからないことであり、その人が諦めるか諦めないかで決まるのです。
現代、世界の人々の移動手段として利用できる飛行機だってそうです。
ライト兄弟が、誰しも想像しなかったであろうことを、何とか作りあげようと努力した結果であり、何度失敗しても、どれだけ否定されても、諦めずに試行錯誤を繰り返して完成したものです。
何度失敗しても、そのひとつの目標や夢を諦めない限り「失敗」ではないということ。
途中で諦めて投げ出してしまうことが、本当の「失敗」なのです。
会社を最初から築くのも、それは人生にとって大きな決断であり、人何倍も何十倍も悩み、考え、何度も失敗を繰り返して成長していくものです。
出来るはずないと否定される事や物を完成させることこそが、商品の価値、そして、人生の価値を見出すことができるのです。